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ディディエ・モンショヴェ
Didier Montchovet

ボーヌ市から南西2kmほどにあるポマール村を通り過ぎ、北西にのびた標高緩やかな道をナントー村方面に向かって4kmほど登りきったところに、ディディエ・モンショヴェのカーヴがある。標高400mほどの山峡をはさんで点在する畑の総面積は9.50haで、そのうちの約5haは南西の斜面に位置し、主にピノノワールを栽培している。そして約4haは南東の斜面に位置し、主にシャルドネを栽培している。その他、ナントー村からポマール村に向かって小さな区画が散在する。標高があるため、春夏はポマールよりも涼しくブドウは幾分晩熟の傾向で、仕上がるワインはフルーティかつエレガントな酸が特徴。

現オーナーであるディディエ・モンショベは、ナントー村で代々続くヴィニョロンの家系で育った。彼が20歳の時にビオディナミに興味を持ち始めて、以来、父の農薬を使った農法に疑問を抱くようになり、最終的には意見の違いで早くから家を出ることとなる。1984年に0.50haの畑を借りて、自らの手で念願のビオディナミでブドウ作りを実践。1989年には、さらに2.5haを借りてドメーヌ・ディディエ・モンショヴェを本格的にスタートさせる。1990年、現在の基盤となる4haのシャルドネ畑と5haのピノノワール畑を所有し、自ら植樹を手がけながら、同時にずべてにビオディナミを取り入れ、徐々に拡大をはかる。

現在、ディディエは9.5haの畑を4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)彼の所有するブドウ品種は、ピノノワール、シャルドネ、アリゴテで、樹齢は若いもので10~22年。古樹のピノノワールになると樹齢が70年を上回る。テロワールを自然に表現したい、ワインとして現したい!という思いからビオディナミに着手し、以降、さまざまな工夫を凝らしながらワインの質の向上を試みる。たとえば1993年、重力の力でワインを引けるようにカーヴを改築したり、また2001年に調合剤をディナミゼするために必要な雨水を効率よく集めるシステムを取り入れたりと、自然の力を最大限に利用するための努力に余念がない。
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