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ドメーヌ・ド・ペシュペイルー
Domaine de Pechpeyrou

南仏、バニュルスでブルノ・デュシェンが志高い醸造家達を集めたプロジェクト、皆で助け合う仲間達の醸造所建設の第二弾のご紹介です。ティエリー・ディアツを第一弾として昨年すでにご紹介させて頂きましたが、同じ時期に始めたもう1人の生産者がおります。
その名はBernard de Guitaut(ベルナール・ド・ギトー)。1957年7月23日生まれ、元々フランスの植民地であったマダガスカル生まれのフランス人。彼はそこで農業の仕事に従事しておりました。当時数学の先生をしていた、パリ生まれの奥様とはマダガスカルで出会ったのです。
 しかし2002年に本土フランスに戻る事を決意する事件が起きます。それは子供が喘息になり、お医者様が1000kmも離れており、治療継続が難しいと…。
最初はパリに帰国を考えておりましたが、彼は農業しか知らない、そして太陽が好きだったので、一番南のバニュルスを選びました。そこで何の農業をしようか。
 彼の家族は元々ブルゴーニュだったので、ワインは大好きでした。そんな背景からワインを作ってみよう!と思いついたのです。そして畑を2002年に購入し2003年から作り始めました。ところが作っても作ってもなかなか販売がうまくいきません。元々彼の作るワインは古典的なタイプ、だんだんワイン経営を難しく考えるようになり、他のワイナリーに弟子入りしました。しかし答えは出ませんでした。
 そんな時、あるサロンでブルノと出会い、ナチュラルワインを飲んで吃驚しました。
 自分もこういうワインを作りたい!と…。そこで無農薬の大切さに気が付き、農法をガラッと変えました。ナチュラルワインに切り替えるのは勇気が必要です。しかし判らない事があるとブルノが丁寧に丁寧に説明してくれたのです。
 そんな時2013年にブルノから新しいプロジェクトで、同じ敷地内でワインを作らないか?との誘いがあり、直ぐにOKしました。それ迄はたった1人で頑張っており、ワインの殆どをベルギーに売っておりましたが、新しい世界にチャレンジです。
 持ち畑は2.5ha、石ころだらけの畑ですが、そこにはグルナッシュノワール、グルナッシュブラン、グルナッシュグリ、カリニャン、カリニャンブラン、ムールヴェドル、カベルネフランと、色んな品種が植わっている昔の仕立ての畑です。
 彼の性格はフランス人とは思えない程、几帳面。醸造所を見ると大体その醸造家の性格が解りますが、瓶詰めの方法やワインの熟成等々、ドイツ人的イメージです。血液型を確認したら、やはりフランスには珍しいA型でした。やけに納得です。
 「今、ストックはどれ位ありますか?」と質問すると「普通のボトルが581本、マグナムが38本、ジェロボアムが17本です」と返事が返ってきます。瓶詰めの後、それ程広くない場所に拡げて、ゆっくり落ち着かせてから横にする作業は理想的ですが、なかなか日常の作業的機能性から誰も行いません。でも彼はやり遂げます。そのベルナールのワインを是非お試し下さい。
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