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ブルノ・デュシェン
Bruno Duchene

私の周りにはワイン馬鹿が沢山おりますが、彼は徹底したウルトラTOPの最高峰、かなう人はなかなかおりません。その名もブリュノ・デュシェン、もう知る人ぞ知る醸造家。
彼のワインはもともとの生産量はウルトラ少ない上にリリースと共にフランスでも直ぐに売り切れとなります。彼との出会いは2000年の秋にさかのぼります。ドメーヌ・ド・シャソルネイで見習いとして共に1年ワイン作りを勉強、一緒の釜の飯を食べた同僚であります。
ブルゴーニュの見習いを上がり、彼が目指した地は南仏、スペイン国境のバニュルスであります。
えっ!! VDNを作っているのかって?
いえいえそうでは有りません。こんな暑い地で拘ったスティルワインを作り始めたのであります。3haの畑を購入し、その畑は何と300mも高さが有り、段々畑で上から海が見渡せる絶好のパノラマです。でも畑は全て傾斜し、トラクターが入る事が出来ません。
ですから全ての作業を手で行います。土の掘り起こしから全て…。信じられません。
馬で耕す事も出来ない位です。人間の手でやっと仕事が出来るのです。
ブルノがこの土地を購入する際は、周りの皆(醸造家)は大反対、こんな所に畑を買ったらおまえは一生牢屋だぞって! 私だって同じ気持ちです。ただでさえ、BIOの生産者はほとんど畑なのです。朝から晩まで真っ黒になって…。この畑を見た時にビックリしました。でもブルノは明るく、「太陽の有る所に住みたかったんだ、海は見えるし最高だよ」って!
TASTINGをさせて頂き、涙が出そうでした。あまりに美味しくて、そしてそれを作る為に、どんな風に1年畑を守ったか、目に見えるようです。彼がワインの感想を聞いてきました。
フランス語で彼にただ一言「Chapeau(シャポー)=脱帽」、参りましたと。。。
久しぶりに彼の家に行きました。そしたら山の上に連れて行かれ、6匹の羊を見せてくれたのです。ブルーノの畑で雑草を食べて貰う為に飼い始めたのです。何て可愛らしいのでしょうか?BIOの生産者の中に結構羊を飼っている人が多く、雑草を食べて貰って成功している実例が増えております。でも葡萄の葉も食べてしまい、問題も生じているのですが…でもブルーノが羊達をワインと同じように大切に育てれば問題は起きないでしょうね。現在どうなっているか楽しみです。
栽培:ビオロジック
インポーター資料より
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