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ドメーヌ・バロラン・エ・エフ
Domaine Ballorin et F

2011年7月、夏の輝く太陽がコートドールを照らす中、ブルゴーニュの中心地ニュイサンジョルジュからグランクリュ街道をディジョン方面へ北に向かい、ヴォーヌロマネの特別な畑を左に眺めつつ、暫く車を走らせるとそこはモレサンドニ。
 ジル・バロランは、ドメーヌをこの地に築くことが長年の夢でした。最愛の家族と暮らす自宅の一階にある醸造所は、野性的な彼の風貌に似合わず、きちんと整理されて清潔そのもの。カーヴの隣にあるオフィス兼ショールームには畑の位置をプロットしたテロワールマップや日本のワイン雑誌がディスプレイされ、とても心地良い空間が造られています。2005年に創設されたドメーヌ・バロラン&Fは、この地ではまったくの新しい生産者ではありますが、既に名声を築こうとしています。「&F」のFはfilles(娘たち)famille(家族)femme(奥様)を意味しており、ジルの家族への熱い想いが伝わってきます。ディジョンでワイン造りとは全く関係のない家系に生まれたジル・バロランは、少年の頃に収穫を手伝った時からワインに魅せられました。商業学校へ通いマーケティングを学び、「いつか自分のワインを造りたい」という夢を叶えるべく1996年にボーヌのネゴシアンに就職したのがこの世界への第一 歩、その後アントナン・ロデ社で働きつつ醸造学校に通って猛勉強、フィリップ・シャルロパンやジャック・プリウールで修行を積み、遂に2005年念願のドメーヌを立ち上げました。そして2007年には現在のモレサンドニに移転し、強い信念のもと一歩ずつ着実に大きな夢を実現しつつあります。
 自ら耕すブドウ畑は、北のマルサネからニュイサンジョルジュまでのエリアで5.5ha、それぞれのテロワールをしっかりと表現するために全ての畑でビオディ ナミを実践しています。自ら調合したプレパラシオンを使用、月のカレンダーに従って栽培醸造を行うなど2008年から本格的にビオディナミ栽培へ移行し2009年にはデメテールの認証も取得しました。ブドウが限りなく健全に完熟するように徹底的に畑仕事を行い、大切な果実が傷まないよう20kgの小さな収穫カゴを使用するなど最大限の注意を払います。収穫後100%除梗、自生酵母のみで発酵、補糖なし、2010年よりSO2無添加、新樽比率20%程度で樽熟成、その後マリアトゥーンのカレンダーに従いタンクへ移動し、無清澄・無濾過で瓶詰します。「ブドウ本来の純粋さと繊細さと果実味を失わない為の細心の心づかい」が醸造のキーワードです。
 ジルの目指すワインスタイルは極めてシンプル、「畑は自然の一部でワインは自然の産物!」「その土地の声を聞くことでテロワールを表現すること!」 「畑の仕事を最も大切にし醸造時には余分な介入をしないこと!」と熱く語ります。ピュアな果実味とナチュラルで心地良いエキス分が身体に滲みわたる「愛情たっぷりのワイン」を是非お楽しみ下さい。

※アリゴテとシャルドネ、ピノノワールのルボンはディジョン(ジルの出身地)とマルサネの間、コートドール最北の村「Chenove」シュノーヴの特別の区画であるシャピトルのブドウから生み出されます。シャルムシャンベルタンと同質の粘土石灰土壌(石灰多め)です。
※パストゥグランの畑は、クロヴージョの向い(グランクリュ街道を挟んで東側)です。
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