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レ・ゼルブ・フォル
Les Herbes Folles

 オリヴィエに初めて出会ったのは2016年1月に開催された新進気鋭な生産者が出展するサロン「LES ANONYMES (レザノニム)」の会場。流暢な英語と男前でワイルドな笑顔、荒々しくもエキスとミネラルに溢れたワインにすっかり心を掴まれたのでした。ドメーヌレスカルポレットを介して連絡をとりオーヴェルニュからラングドックまで高速道路を飛ばして突撃訪問したのがその1週間後。ロワールのサロン後、パリを営業で訪れていた彼とモンペリエから北西に車で1時間ほどの小さな田舎町モンペイルーの教会前広場で待ち合わせし、大音量でクラシックを流した彼の車がパリから到着した時、既に辺りは真っ暗でした。
 ニュージーランド人の奥様と二人のお子様に恵まれたオリヴィエ、畑とワインに魅せられる前は、サーカスやダンスのイメージビデオなど映像制作の仕事に携わり世界中を飛びまわっていました。インドや日本にも長く滞在した経験があり、アジア文化にも非常に興味を持ち、自らうどんをうつほどの料理好き。その旺盛な好奇心と行動力が最終的に向かったのが自然と共にある生活とナチュラルなワイン造りでした。
 AOCでいうとFaugeres(フォジェール)の北東、AOC認定がない地域ですので、できあがるワインは全てVdF(ヴァン・ド・フランス)となります。グルナッシュ(樹齢30年)、カリニャンVV(100年)、シラー(30 ~ 40年)の畑を約3ha所有しておりビオロジック農法を一年目より行っております。すぐそばに石灰岩で出来た山があり、その石灰質土壌が麓にある彼の畑まで続いていることに加え、常に吹きおろしの風が山から彼の畑へ向かって吹いており、必然的に出来上がるワインは上質な酸とミネラルに溢れております。
 醸造面では樽やタンクで熟成し、様子をみながらアッサンブラージュしたりしなかったり、自分の感覚だけを頼りワイン造りを行っています。また樽を燻蒸し基本的にサンスフルの姿勢をとっています。ファーストヴィンテージは2014年。
 陽気で気さくで笑顔が絶えない性格、常に自然体で朗らかな彼、ワインにも彼のその自由なスタイルがとてもよく表現されていて、久しぶりに現れた型にはまらないフリーでナチュラルなワインたちですので、是非楽しみになさってください。
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