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カンピ・ディ・フォンテレンツァ
Campi di Fonterenza

ミラノ出身のマルゲリータ、フランチェスカ・パドヴァーニ姉妹が、サンタンジェロ イン コッレに両親が別荘として購入した屋敷、フォンテレンツァで始めたワイナリー。幼い頃から、街より田舎での生活に魅力を感じていたマルゲリータは、フォンテレンツァに住み、農業を始める決意をし、まずオリーヴオイルの生産を始める。2年後にはフランチェスカも合流、マルゲリータを手伝い始める。ワインへの情熱は、1999年に自らモンタルチーノにブドウを植えたことから始まり、以降レ・ボンチエのジョヴァンナ・モルガンティやマッサ・ヴェッキアのファブリーツィオ・ニコライーニなどと親交を深めることで、より自然なワイン造りを模索するようになる。畑は現在4.2ヘクタールあり、うち2.5ヘクタールが生産体勢に入っている。畑、セラーでの作業は月の運行を見ながら行い、畑では除草剤、殺虫剤などの一切の化学的農薬を用いず、ボルドー液も有機農法で認められている使用量よりも少ない量しか用いない。対ベト病、オイディウム ボルドー液の代替として、2004年から各種ハーブの煎じたビオディナミ調剤を試し始める。施肥としては、秋にマメ科の植物を蒔き、翌春に刈り、それを緑肥としている。もともと厩舎と穀物の置き場だった場所を改装したセラーで、温度管理を行なわず醗酵を行い、使用される二酸化硫黄もごく僅か。2004年が彼女らの初めてのブルネッロ。
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