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フランク・マサール
Franck Massard

生産地
スペインはバルセロナ市の隣り、地中海沿いの街タラゴナ市をさらに30km西の山間へ向かった先に、スペインの高級ワイン産地のひとつプリオラートが広がる。そのプリオラートの中心地グラタヨップス村の麓に、フランク・マサールの所有する畑と小さなカーヴがある。彼の所有する土地の総面積は3.3ha。そのうちブドウの樹が植えられているのは僅かに0.8ha。周囲がガリーグで覆われた南向きの畑斜面はテラス状仕立てられており、ブドウの樹の垣根の間にはオリーブの樹が点在する。プリオラートの特徴はlicorella(リコレーリャ)と呼ばれる赤茶色をした粘板岩がむき出しの土壌で、ミネラルを豊富に含む上、さらに地中深くは保湿性に富んでいるため、乾燥に強く根がしっかりと張ることのできるブドウやオリーブの樹には最適の環境である。大陸性気候の影響で夏は暑く乾燥し、冬は霜が降りることはないが寒く、日中と夜の寒暖の差が激しい。年平均降水量は300mlとほとんど雨が降らない。
歴史
ウェイヤスのオーナであるフランク・マサールは、1991年にフランスのソーミュールにあるソムリエスクールを卒業し、その後、1992年から93年までドイツでソムリエとして働く。その間、同時にマスターオブワインの登竜門WSET(Wine&Spirit Education Trust)の試験を受けHigher Certificate の資格を取る。1993年の秋にイギリスに渡り、ミューミルトンにあるChewton glen hotelで、イギリストップのソムリエ、ジェラルド・バセット氏と一緒に働く。1996年に働き先をヨークシャーに移し、この年にイギリスのソムリエ選手権に参加し優勝を勝ち得る。1997年にロンドンのレストランollery から引き合いがあり、そこでシェフソムリエとして働く。(ollery は2000年にミシュランの星を獲得)1998年にはWSET認定のディプロムを取得し、単にソムリエだけでなく確実にコンサルタントとしての力もつけていく。2000年4月にスペインの某ワインメーカーからお呼びがかかり、現在は某社のワインコーディネータを兼任しつつ、2004年に手に入れたブドウ畑でワインづくりをスタートする。
生産者
現在、フランクは0.8haの畑を1人で管理している。(繁忙期は季節労働者が1人手伝う。)彼の所有するブドウ品種は、カリニャン、グルナッシュ、カベルネソービニヨンの3品種で、樹齢は12年~50年。現在ビオロジックの認証はないが、彼自身栽培から醸造まで限りなく自然にこだわる。マルチな才能を持つ彼は、一方でトーレスのワインコーディネーターとして世界中を飛び回る顔を持ち、また一方で、スペインワインのネゴシアン、ワインメーカ、そしてその忙しい合間を経てマスターオブワインの勉強と4つのタスクを同時にパーフェクトにこなしている。今、最もマスターオブワインに近いビニョロンのひとりとして注目だ。
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