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ヴォドピーヴェッツ
Vodopivec

トリエステ県カルソ地区のほぼ中心ズゴーニコにあるこのワイナリーは、パオロとヴァルテルのヴォドピーヴェッツ兄弟によって1997年よりワイン生産が開始された。現在4.5ヘクタールの畑でカルソ土着のブドウであるヴィトフスカのみを栽培。自然や生態系に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の化学的な薬剤を使用しない。ヘクタールあたり10000本という高密植の畑から、低収量だが凝縮度の高いブドウを生産。ソーロは、彼らの持つ3種類の土壌特性の違う畑(土の多い畑、土と岩が混ざった畑、薄い表土の下は岩盤の畑)のうち、3番目の岩盤質の畑でとれたヴィトフスカを単体でボトリングしたもの。2004年ヴィンテージのものは、他の2つの畑との違いがあまりにも大きかったため、リゼルヴァ(クリュ)クラスとしてリリースされた。2005年、2006年はClassicaクラッシカと(Anfora)アンフォラの2種類をリリース。クラッシカと2004年以前のヴィンテージは、白ワインながら温度管理などを一切行わないで醗酵とマセレーションを行った後、皮と種を除き大樽へと移され、そこで30ヶ月間熟成を行う(2001年ヴィンテージからマセレーション期間が15日間となる。)アンフォラは、1500リットルほどのアンフォラ(素焼きの甕)にて、マセレーション状態のまま約6ヶ月間醗酵と初期段階の熟成を行う。その後大樽にて24ヶ月間の熟成を行いクラッシカと一緒にリリースされる。2005年は全生産量の3分の1、2006年は3分の2をアンフォラで仕込み、2006年はソーロの畑(岩盤質)のブドウもアンフォラで仕込んだ。

ヴォドピーヴェッツ家は代々農業を営んでおり、ブドウ栽培&ワイン生産も行ってきた。1997年ヴィンテージからワイナリーとして本格的な生産&ボトリングを開始。当初から、カルソという土地を表現するにあたり、ヴィトフスカこそ最良のブドウであると信じ、自ら開墾した畑はヴィトフスカのみを植える。
97年のみ、父親が植えたテッラーノで赤ワインを造るが、1年で引き抜いてしまう。
ヴィトフスカに関しても、自分が仕立てた畑が生産態勢に入った時、仕立て方の異なる、父親の植えたものを段階的に抜いてしまいます。
ヴォドピーヴェッツの住むカルソという地域は、石灰岩台地で土が少ないところで、既存の畑というのは土が多かった場所か、もしくは客土(外から土を持ってくること)をしたところだったりします。
彼が最初に開墾した畑も客土をしたそうですが、それにはすごい後悔をしているとの事。
その後彼が仕立てた畑は、土が少なく、すぐに石灰岩の岩盤に当たる所を、まずは表土をよけて、 削岩機のようなもので岩盤を砕いて、岩ないし石状にして、よけておいた土を戻すという気の遠くなるような作業をして作られたものになります。
植樹密度は1万本でアルベレッロ仕立て。
木製の開放醗酵槽での醗酵、大樽熟成
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