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VdF ル・グルナッシュ・デュ・ボワ・サンジョーム 2021 / フォン・シプレ
( Le Grenache du bois Saint Jaume / Fond Cypres ) 9184

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥4,620 税込
商品コード: nomal
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フランス、ラングドック、コルビエール、エスカル
品種: グルナッシュ
赤ワイン
樹齢: 75年
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: 40hLの木桶タンクで24日間
発酵: 自然酵母で15日間
熟成: 40hLの木桶タンクで9ヶ月

2021年は、ロドルフの自信作!
ミレジム的には、夏が例年よりも涼しくブドウが晩熟の年だった。
開花時に一部花ぶるいに遭い、収量が例年よりも10%ほど減った。
だが、品質的には、収穫をじっくりと待つことができたおかげで、フェノールの熟した酸のある高品質なブドウを確保することができた。
醸造は、前年が豊作だったためブドウが木桶タンクに入りきらず、マセラシオンはセメントタンクを使用したのに対し、今回は通常通りマ
セラシオンも熟成も全て木桶タンクで行なった。
出来上がったワインは、涼しさの中に上品な深みと力強さを兼ね備えている!
ロドルフ曰く、久しぶりに酸とフィネスと奥行きのそろった長熟を予感させるに味わいに仕上がったとのこと!

色合いは紫の深いガーネット色。
ドライプルーン、熟したイチジク、バラの花弁、クローブの香り。
ワインは芳醇かつ口に広がる凝縮したコクに奥行きとフィネスがあり、塩辛いミネラルと、重心の低い酸、キメの細かいタンニンが上品な骨格
を形成する!

収穫日は9月26日、27日とブドウが晩熟だった!
収量は開花時期の花ぶるいに遭い30 hL/haと例年よりも少なかった!
ワイン名は畑の区画の名前。
bois SaintJaumeの区画は昔キリスト教巡礼の通り道だった!
SO2無添加、ノンフィルター!

ドメーヌ・フォン・シプレ
Domaine Fond Cypres


 生産地 世界遺産に登録されている城塞都市カルカソンヌを東に30㎞ほど進んだ、ミネルヴォワとコルビエールの境目にある村エスカル。
そこにドメーヌ・フォン・シプレがある。ブドウ畑は、ドメーヌのまわり一面を取り囲むように、南を背に標高の低い場所から小高い丘に沿ってテラス状に広がる。
気候は地中海性気候で夏は暑く乾燥しやすいが、畑が北斜面にあるおかげで、年中風の通りが良く、ブドウは直射日光から守られる。
また、石灰質の分厚い粘土層は、ブドウに細かいチョークのようなミネラルエキスを潤沢に与える。
このドメーヌ周辺は、ワインの他にカルカソンヌの郷土料理に代表されるトマト風味のカスレや鴨のコンフィ、オリーブなどが有名。
歴史 ドメーヌの当主であるレティシアは、高校を卒業後1985年パリで美術商を目指し学んでいたが、一生の仕事ではないと判断した彼女は、美術商の道を諦め、1988年南の両親の下に戻り、彼らと共にカルカソンヌ郊外でシャンブル・ドット(民宿)を始める。

 当時、彼女の両親は祖父から引き継いだ畑5haを有しており、高校の教師をしていた父親がワインづくりを兼業していた。
1998年、エスカル村にカーヴ付で7haのブドウ畑がまとまって売りに出ていたのを知った父親は、畑を買い替えることを決める。
この時ワインづくりに興味を持ち始めた彼女は、同年カルカソンヌのワイン学校に通い始める。
翌年の1999年にはドメーヌの丘の上の森を6ha開墾しブドウを新たに植え、着々とドメーヌ立上げの準備を整える。
それから5年後の2004年、父親が教師の定年を迎えたのを機にシャトー・フォン・シプレを立ち上げ、彼女がオーナーとなる。

 2005年、彼女の夫であるシャソルネイ・デュ・スッドの共同管理者ロドルフ・ジャネジニを通じてドメーヌ・ド・シャソルネイのフレデリック・コサールに初めて出会う。
2010年、ドメーヌ経営とワイン造りに行き詰っていたレティシアだったが、フレッドのアドバイスを取り入れワイン造りを一新し、ワイナリー名もシャトーからドメーヌに変え新たな再スタートを切る。
生産者 オーナーのレティシアは、父親と夫であるシャソルネイ・デュ・スッドの共同管理者ロドルフと3人で現在18haの畑を管理している。
(繁忙期は季節労働者数名を雇う)ブドウ品種は、白ワイン用のブドウであるグルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ルーサンヌ、そして赤ワイン用のブドウのシラー、グルナッシュ、カリニャン、サンソーがある。
ワイン総生産量は630h/l 前後だが、その内の約半分はまだワイン農協に桶売りをしている。

 元々ドメーヌを立ち上げた時からBIOに興味があり畑も有機だったが、2005年にフレデリック・コサールと出会って以来、ヴァンナチュール、特に酵母無添加、SO2ゼロのワイン醸造に興味を持つ。
2010年、フレッドのアドバイスによりドメーヌは見事な改革を遂げ、ワインのスタイルもカジュアルなものからより繊細でかつ重厚で高級感のあるものに変化させた。彼女の現在のモットーは「完熟したブドウでエレガントなワインをつくる!」こと。
シンプルだが、南では殊更両立の難しい永遠のテーマを自らに課す。四六時中ワインのことばかり考えている、根っからのヴィニョロンだ。

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