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VdF アティピック・ルージュ 2022 / レイナルド・エオレ
( Atypique Rouge / Reynald Heaule ) 9127

  • 赤ワイン
  • 新商品
¥4,092 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: ガメイ70%、ピノノワール10%、ピノムニエ10%、コー10%
赤ワイン
樹齢: 21年~39年
土壌: シリス(硅砂、硅石)
マセラシオン: それぞれ品種ごとに別々に仕込みファイバータンクで8日間
醗酵: 自然酵母ファイバータンクで2週間
熟成: 古樽228Lで6ヶ月

2022年はブドウが早熟で、雨の少ない日照りの年だったにもかかわらず豊作に恵まれた。
レイナルド曰く、この年はワインのアルコール度数が上がり過ぎないように気を付けながら、一回で収穫を終わらせず、ガメイは酸を残すブドウ、完熟したブドウと熟しにグラデーションを付けながら何度か収穫日を分けたそうだ。
出来上がったワインは、コクのある果実味が驚くほどしなやか!
まだワイン自体が若いので余韻に酸やタンニンなどの硬さは少し残るが、それを上回るくらい優しく染み入るような官能的な果実味があり、口に入れた途端思わず唸ってしまう!
太陽に恵まれた暑い年と聞いていたので、ボリューム豊かなワインを想像していたが、実際はアルコール度数も 12.5%とそれほど高くなく、むしろかなりエレガントにまとまっている!
今飲んでも十分に美味しいが、あと数年寝かせてタンニンが完全に果実味に溶け込んだ姿も見てみたいような…そんな魅力あふれるワインだ!

色合いは少し濁りのあるガーネット色。
ブルーベリー、小梅、バラの花弁、粘土の香り。
ワインはしなやかでみずみずしく口の中でスッと溶けるよう優しい果実のコクがあり、アフターにほんのりビターで滋味深いミネラル、若いタンニンの収斂味が残る!

収穫日は9月8日~9月28日。
収量は45hL/haと春の遅霜と日照りに見舞われたにもかかわらず豊作だった!
ワインの味わいを重くしないようにガメイの20%は全房で仕込んでいる!
ワイン名のAtypiqueは「典型的ではない」という意味があり、レイナルドのキュヴェの中では珍しく熟成に時間を掛けずに仕込んでいる例外的なワインであることからこう命名した!
SO2無添加!ノンフィルター!

レイナルド・エオレ
Reynald Heaule


生産地
オルレアンからロワール川の左岸に沿って西へ15 kmど下ったところに、ルイ11 世が埋葬されたバジリカ大聖 堂のあるクレリ・サン・タンドレ町がある。その町の外れにレイナルドの小さなカーブが存在する。 畑の総面積は2ha。
ロワール川を挟んで小さな畑を6区画所有する。
アペラシオン的にはAOCオルレアン、2006年に新しく認定された総面積150ha ほどの小さな区域だが、セパージュのアッサンブラージュや醸造方法がアペラシオンと馴染まないため、レイナルドのワインはAOCの申請をせず全てVdFで仕込んでいる。
土壌は、ロワール左岸はワインに硬質かつ真っ直ぐなミネラルを与えるシスト土壌、右岸はシストに加えて、ふくよかでアロマが 高く深みのある味わいを生む石灰質・粘土質が多く含まれる。
大きく2つ異なるテロワールがそれぞれ特徴豊かなワインをつくりだす。 気候は西から来る海洋性気候と東の半大陸性気候の両方の影響を受ける。冬に雨が多く、夏も比較的湿度があり、1年を通じて寒暖の差が少なく気候が穏やかなのが特徴。


歴史
オーナーのレイナルドは、祖父がブドウ栽培を行っていたが、家系的にはワイナリーとは無縁の環境で幼少期を 過ごした。高校を卒業後、会計士を目指すために会計簿記の学校に通い、同時に会計事務所で研修をしていた。
この当時はまだワインにあまり興味がなかったレイナルド。
だが、彼が21歳の時、今は税関で働く友人から何気な くフランス映画俳優ジャン・カルメが著作のフランスワインガイドをプレゼントされ、彼自身俳優ジャン・カルメのファンだったこともあり、その本がきっかけでワインの世界にどっぷりのめり込む。
以来、彼は会計の勉強よりもワインの勉強に時間を費やすようになる。
ワインの世界に入る前からビオの食品など食べ物に気をつけていた彼は、この頃ガイドの中で紹介されるワインよりもむしろクロ・ロッシュ・ブランシュクロ・デュ・テュエ・ブッフレ・カイユ・デュ・パラディなど、トゥーレーヌの自然派ワインを好んで愛飲していた。
1997年、会計学校を卒業後、親の反対を押し切り、サン・テミリオンにあるワイン学校(BTS)で2年間栽培と醸造を学ぶ。そして、1999年、BTS終業後1年間ニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌで従業員として働く。
ワインの世界を知り始めた時から自らのワイナリーを立ち上げる決心をしていた彼は、その後、立上げの準備のために地元のクレリ・サン・ タンドレに戻る。
2000年、地元のワイン農協で働きながら同時に立上げ準備を進め、2004年ドメーヌをスタートする。同時に、当時からレ・カイユ・デュ・パラディの良き個人顧客でクルトワとも親しい間柄だったレイナルド。
2005年に「自らのドメーヌと掛け持ちしながら従業員として働かないか?」というクルトワからのオファーがあり、それを快諾し、現在ドメーヌとレ・カイユ・デュ・パラディの従業員の二足のわらじを履く。


生産者
レイナルド・エオレは現在2haの畑を一人で管理している。
同時に週3日はレ・カイユ・デュ・パラディの責任者として働いている。
彼自身のモットーは「ブドウのもつミネラルとフィネスを最大限ワインに反映する」ことと「ユニークであること」で、彼の赤ワイン「L’Insoumis」のエチケットに描かれる黒い羊に象徴されるように、 性格的にはグループに属するのを好まない一匹狼的なところがあり、彼のワイン哲学にもその独特の世界観が色濃く表れている。
影響を受けたワイン生産者は、栽培面でクロード・クルトワひとりのみ。醸造面は自らの舌とセンス、そして経験を信じて独自のスタイルを編み出す。趣味は料理と読書。ちなみに得意料理はキノコを使った煮込み料理。彼にとって料理を美味しく作ろうとする情熱とワインを美味しくつくろうとする情熱は等しく同じとのこと。

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