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ムニュ・ピノー 2019 / レ・カプリアード
( Menu Pineau / Les Capriades ) 8918

¥5,115 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ムニュピノ100%
発泡白ワイン(辛口)
樹齢: 51年~70年
土壌: 泥土状粘土質・シレックス
一次発酵: 自然酵母、ファイバータンクで4ヶ月
二次発酵・熟成: 瓶内で37ヶ月
デゴルジュマン: 2023年2月
アルコール度: 10.57%

パスカルがトゥーレーヌの土着品種でつくるペティアンとして長年形にしたかったムニュピノ!
コンセプトは超ブリュットな味わいのムニュピノだが、2019年は歴史的とも言える猛暑と日照りの影響でブドウが窒素不足となり、その結果発酵の勢いが弱く辛口に仕上げることができなかった。
パスカル曰く「今回は3年瓶内発酵熟成させてもイメージ通りの辛口ペティアンには仕上げられなかった。
だが、裏を返せばこの味わいが2019年というミレジムの個性を良く表していると思う。
ナチュラルに仕込む以上は、人間のコントロールを超えるワインが出来る年のあることの方が自然であり、この年のワインの個性を受け入れることにした」と、これ以上瓶熟を待たずにリリースした理由を語ってくれた。
出来上がったワインの口に含んだ第一印象は、収穫中に現地の人が飲む発酵途中のベルナッシュ!
発酵したての搾りたてのブドウの甘さとジュースのふくよかさがあり素直に美味しい!
さらに2回3回とじっくり味わってみると、だんだんベルナッシュの印象は薄れ、実はしっかりと骨格のあるポテンシャルの高いワインだということを再認識させられる!
甘さに隠れて控えめだが、酸とミネラルがぎっしりと詰まっていて、噛めば噛むほど旨味が染み出てくる!
彼曰く、デゴルジュマンで澱を飛ばした後もワインは動いていて、ほんの少しだが酵母が発酵を継続しながらガス圧を上げているそうだ!
まさにこれぞヴァン・ヴィヴァン(生きたワイン)!
今飲むのも十分に美味しいが、もう少し瓶の中でワインの成長を見守るのも楽しいかも!?

色合いは少し濁りのある淡いレモンイエロー。グレープフルーツ、赤味噌、シャンピニョンの香り。ワインはフルーティーかつ泡立ちは繊細で、ほんのり甘いネクターのようなまったりとしたエキスに伸びのあるシャープな酸、鉱物的なミネラルがきれいに溶け込む!

収穫日は9月14日。
収量は35hL/haと減収だった!残糖は28.2g/L。
カプリアードこだわりのムニュピノ100%のペティアン!コンセプトはトゥーレーヌの土着品種でつくられた辛口ペティアンで、超辛口に仕上げる予定であったが、この年は酵母の働きが弱く結果ベルナッシュのような甘さを感じる田舎風なペティアンに仕上がった!
ブドウはシルヴァン・リースト、ジャン・クリストフ・ジェゼケルから!
ガス圧は1.4気圧。
SO2無添加!ノンフィルター!

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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