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ゴッド・セーブ・ザ・ワイン・ロゼ・フリザンテ 2022 / イル・ファルネート
( God Save the Wine Rose Frizzante / Il Farneto ) 8892

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¥2,662 税込
商品コード: nomal
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イタリア、エミリアロマーニャ
品種: マルヴァジーア ディ カンディア 30%、ランブルスコ マエストリ、ランブルスコ サラミーノ、ランブルスコ マラーニ
発泡ロゼワイン
樹齢: 20~40年
アルコール度: 11.5%

収穫後、白ブドウは果皮と共に10日程度、黒ブドウは2~3日、別々に果皮と共に醗酵を始める。
圧搾後にアッサンブラージュ、醗酵を終える。
冷蔵保存しておいた、スペルゴラのモストを加えてボトル詰め。ビン内再醗酵。ランブルスコをはじめ赤ワイン消費の落ち込みに対して、独自のアプローチで挑戦した新しい飲み心地と気軽さを意識した弱発泡ワイン。
白ブドウのタンニンに黒ブドウのフレッシュさ、そしてガスは控えめで素晴らしい飲み心地!なんとも新しい味わいのフリッツァンテ。

この数年、私自身も非常に強く感じる事ではありますが、白ワインの需要が格段に増えたと思います。
それは日本に限った話ではないらしく、イタリアを含め世界的な流行なのではないか、そう話していたマルコ。
彼らはやはり「ランブルスコの土地」であって、黒ブドウであるランブルスコをなしには考えられない。
「Rio Rocca リオ ロッカ」という、もう一つのワイナリーの運営やバルサミコの製造など、イル ファルネートだけではなく、周囲の農家、さらにはレッジョエミリア全体の食文化をも守りたいと考えているマルコ。
こうした彼の強い想いと、ちょっとした遊び心から生まれたワインです。
白ブドウを果皮と共に長く醗酵し、黒ブドウは対照的に短くすることで、「白ワインでも赤ワインでもない存在」を意識したといいます。
確かに色だけを見ればロゼに見えなくもないですが、味わいは全くの別物。
マルヴァジーアの果実味と厚みのあるタンニンに、ランブルスコ由来の酸と繊細さ、ビン内で再醗酵し微妙にガスを持たせることで、堪らない飲み心地に。
「ああ神よ、ワイン(ランブルスコ)をお救い下さい。」という意味合いになるのでしょうか。
パンキッシュな見た目とは裏腹に素直なブドウの味わい、白ブドウ、黒ブドウ、どちらの魅力も生かした個性的な味わいです!

イル・ファルネート
Il Farneto


当主であるマルコ・ベルトーニは、幼い頃から見てきたワイン造りに強い憧れを持ってきた。
2000年に8ha放棄地を手に入れ、ブドウ栽培を開始。効率を考えた近代的な農業を嫌うマルコ、あくまでも手作業を中心とし、ビオディナミ式の農業を取り入れつつ、自然環境を尊重した循環型の栽培を追求。
畑では一切の農薬、肥料(堆肥さえも)を使用せず、ボルドー液についても、畑を開始した2001年よりほとんど使わないことに驚愕する。
「自分にとってマルツェミーノやスペルゴラは、とても身近なワインだった、それこそ常にテーブルにある、そんな存在。だから無為に凝縮したワインを造ることよりも、当たり前にあった風景や、伝統を残していきたいんだ。」
そう話す彼。あくまでもテーブルワインとしての存在を求める、反対を言えばそんな当たり前の事さえなくなりかけている現実に、逆らうこと。これこそが彼を動かした原動力といえるだろう。
醸造においては、少なからず温度の管理はするものの、不必要な酵母添加を行わず、ごく最低限の亜硫酸を使用するのみ。
フリッツァンテは、醗酵が終わったのちにボトル詰め。
スペルゴラから造ったモストコット(煮詰めた果汁)を少量添加し瓶内二次醗酵を行う。
その後スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。
マルツェミーノは屋外にある大型のセメントタンクで醗酵、圧搾後春まで、外気の寒さを利用してオリ引きを行うなど、古くからおこなわれてきたワイン造りを忠実に守りながら生まれるマルツェミーノは、驚くほど純粋で直観的な味わい。
そして、すべてのワインに共通する骨太な酸と果実的な雰囲気。醸造的な未熟さを埋めるのに十分な素材のよさ。素晴らしい信念と情熱を持った造り手。

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