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VdF ブラン・シュナン 2020 / ドメーヌ・モス
( Blanc Chenin / Domaine Mosse ) 8723

  • 新商品
¥4,598 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール、アンジュ
品種: シュナンブラン
白ワイン
樹齢: 21年平均
土壌: 粘土質・シスト
マセラシオン: なし
醗酵: 自然発酵で1ヶ月
熟成: ステンレスタンク、セメントタンクで8ヶ月

2020年はブドウが早熟の年だった。
前年の2019年がパンチのあるワインであったのに対し、今回は夏の猛暑の影響で水不足により酸がブロックしたことでアルコール度13%とは思えないシャープでキレのあるワインに仕上がっている!
当初は去年の3月にリリースする予定だったが、強い還元臭があったため日本の倉庫で1年寝かせ、還元が落ち着いたタイミングを見計らい今回のリリースに至った。
醸造は、フレッシュな酸を活かすため樽を使わず100%タンクで発酵熟成。
出来上がったワインは口に入れた途端クリスピーなガスの心地よい刺激があり、骨太な酸とエッジの効いたミネラルが味わいをタイトに引き締める!
ジョゼフ曰く、瓶詰め時のワインに若干残糖があり瓶詰後に再発酵し味わいに軽くガスが残っているので、カラフをすることをおススメとのこと!
確かに、ガスを抜いた方が残った還元もきれいに飛び、ワインの持つ本来の果実の甘みが感じられる!

色合いは透明感のあるレモンイエロー。
洋ナシのコンポート、ニワトコの花、カテキン、火打石の香り。
ワインは軽くクリスピーではっきりとしたストラクチャーがあり、ダシのような塩気のあるエキスを骨格のある酸、筋肉質なミネラルがタイトに引き締める!

収穫日は9月15日~23日。収量は38hL/ha。
元々はACアンジュ白だが、2016年のアンジュ白が申請が遅れたことでAOCが取れなかった。
それ以降AOCの申請を止めVDF Chenin(シュナン)でリリースすることに決めた!
残糖は1.5g/L。
SO2はマロラクティック発酵後と瓶詰前のスーティラージュ後に合計20mg/L添加。ノンフィルター!

ドメーヌ・モス
Domaine Mosse


生産地
ロワール地方の西、メーヌ川河畔の古城の街アンジェから南西へ20kmほど下ると、レイヨン川に沿ってうねる丘陵が霞を伴い幻想的な光景を作り出す。
レイヨン川を横ぎり、さらに2kmほど南に下るとサン・ランベール・デュ・ラティ村が見えてくる。
ドメーヌ・モスのカーブはその村の入り口に位置する。
16haあるブドウ畑は区画ごとに点在するが、全てカーブから周囲1km範囲内にあり、1年を通して寒暖差の少ない西岸海洋性気候や強い北風が霜や病気からブドウを守る。
さらに、シュナンなど耐性の強い晩熟ブドウは、晩夏から秋にかけてレイヨン川から立ち上る霧によって、上質なボトリティスが形成される。

歴史
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいた。
当時、取引先であったワイン生産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに大きく影響を受けた彼らは、1993年ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転身を図る。
1994年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学ぶ。(この時、彼らに教えた先生がティエリ・ピュズラクリスチャン・ショサールだった。)
1995年学校を卒業したルネは、ポワティエから30km北東に上ったボセイ・シュール・クレーズという小さな村にあるワイナリーに入り、翌年には初めてのワインを仕込む。
当時、最も懇意にしてくれた村近くでレストランを経営するジャッキー・ダレス氏の協力や紹介もあって、ルネは1997年研修の場をブルゴーニュに移す。
ブルゴーニュに移った彼は、ドメーヌ・テヴノやフランソワ・ミクルスキ、ドミニク・ドゥラン、フレデリック・コサール等に出会い精力的にワインを学ぶ。
1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと2人でドメーヌ・モスを立ち上げる。

生産者
現在、アニエス&ルネは16haの畑を4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)
彼の所有するブドウ品種は、シュナン、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、グロロ、ガメイで、樹齢は7~65年。
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微生物が繁殖する生きた土壌作りに余念がない。
特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使用せず抗体の強い完璧なブドウを手に入れる方法としてビオディナミを取り入れている。

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