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VdF コー・タ・コー・ルージュ 2021 / ノエラ・モランタン
( Cot a Cot Rouge / Noella Morantin ) 8643

  • 新商品
¥4,257 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: コー 
赤ワイン
樹齢: 37年
土壌: シレックス混じりの 粘土質・石灰質
マセラシオン: 全房と除梗をミルフィーユ状に交互に積層、20hLの木桶タンクで12日間
醗酵: 自然酵母で25日間
熟成: ステンレスタンクで10ヶ月

2021年のコー・タ・コーはノエラの自信作!
ミレジム的には雨が多く日照量の少ない厳しい年だった。
春には大規模な霜の被害に見舞われたが、事前に麦わらロールを燃やすなどミカエル・ブージュの的確な霜対策のおかげで、最終収量は1hL/haと、例年よりも3割程度落とす程度の最小限の被害に抑えることができた。
マセラシオンは、前回同様に全房のブドウと除梗したブドウを交互にミルフィーユ状に重ねたままタンクを密閉し、何も手を加えず重力の重さだけを使い優しく抽出した。
また、熟成はフレッシュな果実味を活かすためにステンレスタンクで行った。出来上がったワインは、日照量の乏しいミレジムの中フェノールの熟成をしっかりと待ったおかげもあり、バラやスミレの高貴な香りがとても華やか!
果実味が口の中でとろけるように優しく、今飲んで美味しい官能的な味わいに仕上がっている!
驚きは、アルコール度数が 11.5%と前回販売の 2019 年(2020 年は熟成後リリース予定)に比べ 3%も低いのにコクがしっかりと感じられ飲みごたえがあること!
梅のようなキュートな酸も心地よく、薄ウマワイン好きも濃いワイン好きも両方に十分対応できるまさにノエラ節全開の超魅力的なワインだ!

バラやスミレの高貴な香りにダークチェリー熟した果実の香りが重なる。
ワインはフレッシュかつ口の中に溶けるしなやかな果実のコクが染み入るように優しく、小梅のようなキュートな酸と繊細なタンニンが余韻に心地よいアクセントを残す!

収穫日は10月1日と前年リリースした2019年よりも1週間遅い!収量は春の遅霜があったにもかかわらず31hL/haと比較的収量が確保できた!
買いブドウはビオ生産者ミカエル・ブージュから!
マセラシオンは全房50%、除梗50%。Côt à Côt"はCôte à Côte"(横並び、一緒にいること)という熟語と品種であるコー(Côt)をかけてい
る!
SO2は瓶詰め前に10 mg/L添加、ノンフィルター!

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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