0
¥0

現在カート内に商品はございません。

VdF クヴェヴリ・ブラン・ソーヴィニヨン 2020 / ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
( Qvevri Blanc Sauvignon / Le Clos du Tue Boeuf ) 8261

¥5,808 税込
商品コード: nomal
カートに追加しました。
カートへ進む

フランス、ロワール、シュヴェルニー
品種: ソーヴィニヨンブラン
白ワイン(マセラシオン)
樹齢: 35年平均
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: アンフォラ8 hLプレス後のブドウ滓50%を12ヶ月浸漬
醗酵: 自然酵母で12ヶ月
熟成: アンフォラ8hLで14ヶ月


2019年までシェール川の左岸にあるマレイユ・シュル・シェール村のブドウ生産者ヴァレリー・フォールから毎年ブドウを買っていた。だが、2020年に彼女がビオロジックでの栽培を止めてしまったので、急きょシェール川の右岸、テゼよりも5㎞北に上ったオワリー(Oisly)村のビオ生産者ピエール・ソヴァージュにお願いしてクヴェヴリ用のブドウを手に入れることができた。
手に入れたブドウは収量が少なくしっかりと完熟していたが、日照りの影響により窒素が不足していたため発酵が長引いてしまった。
マセラシオンも12ヶ月と、発酵が終わるまで浸漬し続けたので、出来上がったワインはパッションフルーツ、キンモクセイなどマセラシオンから来る香りが全面に出た仕上がりとなっている!
一方、味わいは前年よりも洗練されていて、白桃のような白い果実のエキス、滋味深いミネラル、薬草のような苦みとの複雑なハーモニーがとても心地よい!
ティエリの妻で料理人のセシールが言うには、味わいにジャスミン茶やウーロン茶的なニュアンスがあり、飲茶の点心や中華料理との相性が抜群とのこと!

パッションフルーツやライチなどのトロピカルな香りやキンモクセイの華やかな香り。
ワインはフルーティーかつ滋味深く、桃のような白い果実のエキスに優しい薬草のような苦み、塩気のあるミネラル、紅茶のようなタンニンが複雑に合い舞う!

収穫日は前年同様に9月10日だった。
収量は遅霜と日照りの影響で25hL/haだった!
残糖2g/L以下の辛口!ワイン名のQvevriはジョージア語でアンフォラ(Kvevri)の意味!
ジョージアのアンフォラでプレス後のブドウ滓50%を6ヶ月スキンコンタクト!
買いブドウはオワリーのビオブドウ生産者ピエール・ソヴァージュから!
SO2は収穫後に10㎎添加。ノンフィルター!

ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
Le Clos du Tue Boeuf


ロワール地方のブロワ市から南に10km ほど南下した場所に、「 クロ・デュ・テュエ・ブッフ」、ティエリ・ピュズラのドメーヌがある。
彼がネゴシアンで買うブドウは、西はヴヴレーから南はシェール川を越えたテニエール、アンジェ村までの半径50km 範囲内に構える優良ドメーヌから仕入れ、各畑ごとに独立したキュヴェを作り上げる。
ネゴシアン畑の大部分は緩やかな起伏のある丘に点在し、気候はそれぞれのミクロクリマが存在するが、主にロワール川とシェール川の影響を受ける。
一年中穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては川と地上の温暖差で朝夕はしばしば深い霧に覆われる。

テュ=ブッフは、トゥールから40km北東、ブロワに近いレ・モンティ村にある。
ブロワ伯爵の領地であったこの村にはクロ(壁で囲まれた土地)があり、テュ=ブッフと呼ばれる畑はそのクロの中にあった。
中世に3世紀にわたりシャティヨン家の領地となり、続いてフランス王となるオルレアン家の王子と、ブドウ畑は伯爵家の領地として治められ、ここで生まれるワインは当時から高く評価されてきた。
シャルル・ドルレアンは100年戦争で財政難に陥ったため領地を手放したが、モンティのクロにある畑は残したと資料に残っている。
このことはこの畑がどれほど優れたクリュとして扱われていたかを物語っている。
16世紀には国の管理となるが、フランソワ1世と王女クロードは、特に入念に手をかけてこの畑を管理し、ル・クロ・デュ・テュ=ブッフはアンリ3世の統治の記録にその名が残っている。
ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家で、現在のクロ・デュ・テュ=ブッフの所有者であり、ジャン=マリーとティエリーのピュズラ兄弟がワインを造る。
彼らは、個性が明確にあらわれるワインを造るには、風土の特徴を大切にしなければならないと考えている。
そのため栽培は昔からの伝統的な方法で行われる。
この地方では10月になると雨が多いため、熟した健康なブドウだけを厳選するトリエの作業が欠かせない。
収量は大変低く、たいてい補糖はおこなわれない。発酵は酵母を加えずに、自然にゆっくり時間をかけておこなわれる。
この地方では、フィロキセラ禍の前にはピノ・ノワールやシャルドネが多く栽培されていたので、ピュズラは当然のようにピノ・ノワール、シャルドネを栽培している。

栽培:ビオロジック、2007年にビオ認証取得(カリテ・フランス)
栽培品種:シュナン・ブラン、ムニュ・ピノ、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニョン・グリ、コ、ガメ、ピノ・ノワール
畑: 全体として、ブロワ一帯の泥灰土まじりの石灰質で、シレックスを多く含む。南西向き斜面。
自社畑面積:16.5ha 
AOC 「シュヴェルニー」10ha (レ・モンティス村)
AOC 「トゥーレーヌ」 6.5ha(1994年から追加) (モントゥ・シュル・ビエーヴル村)
年間平均生産量:80000本

数量

カテゴリ一覧

ページトップへ