フランス、ラングドック
品種： テレット60%、シュナンブラン、ロール、クレレット40% 、白ワイン
樹齢： 10年～14年
土壌： 楕円形の石混じりの石灰質・粘土質
マセラシオン： なし
醗酵： 自然酵母で15～18日間
熟成： 85%ファイバータンク、15%古樽225Lで6ヶ月

2019年は歴史的な猛暑に見舞われた年。
ブドウの房が多い割に、水不足も相まって収量は32hL/haと 20%減だった。
また、暑さのストレスによりブドウの熟しが品種によってまちまちで、晩熟テレットと他のブドウの熟しの間に約1ヶ月の時差があった。
だが、リヨネル曰く、猛暑により成熟にブレーキがかかり酸の減りもゆっくりだったため、最終的に偶然だがみずみずしく酸のしっかりと残る北のようなブドウが収穫できたとのこと！出来上がったワインは、ピュアなみずみずしさが心地よく、まるで日本酒のような落ち着きがある！
透明感のあるエキスに潮のようなフレーバーと昆布ダシのような優しい旨味が詰まっていて、魚介料理との相性が良さそうだ！

洋ナシやプラムの甘い香りに黄色い花、ハーブの爽やかな香りが重なる。
ワインはピュアかつフルーティーなエキスに透明感があり、昆布ダシのように澄んだ旨味とほんのりチョーキーなミネラルが優しく口の中に染み入る！

収穫日はシュナンブラン、ロール、クレレットは8月22日、23日、テレットは9月 18日、19日。
2019年は日照りにより収量は32 hL/haと20%減！
「ル・グランカレ」はリヨネルの祖父が大切にしていた畑の区画名！
SO2は瓶詰め前に20mg/L添加。軽くフィルター有り。