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VdF タンゴ・アトランティコ・ルージュ 2018 / ノエラ・モランタン
( Tango Atlantico Rouge / Noella Morantin ) 7604

  • 赤ワイン
¥3,762 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール品種: カベルネフラン60%、コー40% 赤ワイン
樹齢: 43年~51 年
土壌: シレックス混じりの砂地・粘土質
マセラシオン: カベルネは全て除梗、コーは全房と 除梗をミルフィーユ状に交互に積層 ファイバータンク10日間
醗酵: 自然酵母で21日~40日間
熟成: ファイバータンクで 5ヶ月、 古樽450 L で 6ヶ月
アルコール度:

前回同様に、コーはトゥーレーヌのミカエル・ブージュ、カベルネフランはシノンのマチュ・アヴリルから手に入れている。アッサンブラージュ比率は前回カベルネフラン 80%、コー20%だったが、2018年はシノンがミルデューの被害に遭いブドウが大幅減だったため、結果カベルネフラン 60%、コー40%と相対的にコーの割合が増えている。醸造は、過度な抽出を抑えるため全て除梗を手作業で行い、マセラシオン期間中ピジャージュもルモンタージュも一切せず自然放置するかたちでタンニンの抽出を待った。出来上がったワインは、コクが豊かで濃厚だが酒質がとても柔らかくしなやか!後からジワっと骨格を締めるタンニンの収斂味が長熟の可能性を窺わせる!このワインを口にすると、牛肉のステーキやジビエなどのしっかりとした食事が食べたくなること間違いなし!もうヘタなボルドーの格付けワインを飲むのであれば「このコストパフォーマンスの高いタンゴ・アトランティコを飲むべし!」と強くおススメしたいワインだ!

カシス、ドライプルーン、バラの花弁、黒オリーブ、しし唐辛子、山椒、甘草、ナツメグ、腐葉土の香り。ワインは豊潤かつ濃厚で、コクのある滑らかな果実の凝縮味を洗練されたミネラル、カカオのようなほんのりビターなタンニンの収斂味が優しく引き締める!

収穫日はコーが9月19日、カベルネが9月24日。平均収量は33hL/ha 。
ワイン名はノエラの好きなアーティスト、ジョー・ジャクソンの曲から取った!曲の感じとワインの味わいとがマッチしたことからこの名前を付けた!カベルネはシノンのマチュ・アヴリル、コーはミカエル・ブージュから!
SO2は瓶詰め前に20mg/L 添加。ノンフィルター!

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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