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ピノ・ノワール・ス・ク・ラ・ナチュール・ヌー・ドンヌ 2019 / クラインクネヒト
( Pinot Noir Ce que la Nature nous donne / Kleinknecht )7400

¥3,168 税込
商品コード: nomal
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AOC: アルザス 品種: ピノノワール100% 赤ワイン
土壌: 泥灰土
面積: 0.4ha
標高: 240m
収量: 35hl/ha
樹齢: 平均32年
畑の向き: 東南東
収穫: 手摘み
自生酵母
発酵: 9月25日収穫/全房でステンレスタンクで3週間醸し、空気圧式圧搾
15hlのフードルで10ヶ月間発酵・熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2020年8月19日
SO2: 無添加 トータル:15mg/L
アルコール度: 13.5%

1998年より自ら無農薬を実践し2014年にデメテールを取得、畑で学びを得てきたアンドレが樹齢32年のピノノワールを全房で3週間醸し後プレス、フードルで10 ヶ月発酵・熟成を行いサンスフルで仕上げました。やや詰まったパープルルビー色、フランボワーズや赤果実のアロマ、たっぷりとしたエキスにタンニン滑らかで優しい酸味とナチュラルテイストがアフターへと流れます。
Ce que la Nature nous donne (ス・ク・ラ・ナチュール・ヌー・ドンヌ)
直訳すると、自然が私たちにくれたものという意味です。
パーセル(畑)違いの上級キュヴェ。

※19ヴィンテージは、上級キュヴェ「Ce Que La Nature Nous Donne」のみ生産ほんのり濁りのあるやや詰まったパープルルビー色、フランボワーズや赤果実の濃いめのアロマ、たっぷりとしたエキスにタンニン滑らかで優しい酸味とナチュラルテイストがアフターへと流れます。

クラインクネヒト
Kleinknecht


アルザス地方は北のBAS RHIN県と南のHAUT RHIN県の2つの行政から成立つワイン産地で、フランスでも2番目にGNPの高い豊かな地方です。
1位は勿論パリ市のイル・ド・フランスですから、実質地方都市としては断トツです。
フランス通なら67番の車はストラスブールが県庁、68番がコルマールは県庁とご存知ですね。
ドイツと隣接し、標識も目に付くアナウンスはフランス語とドイツ語の2つで書かれております。
そのストラスブールのバーラン県に位置する小さな村、MITTELBERGHEIMに7代続く名門KLEINKNECHT家。
長男アンドレ・クラインネクト氏は1968年8月4日生まれ。
1991年からワイナリーを手伝い、醸造家として25年以上の経験豊富な乗りに乗った今働き盛りの生産者です。
お父様は2002年に引退し、その後はアンドレが全て引き継ぎ、その当時7.5haの規模でしたが、ゆっくりと畑を買い増し、現在は9haの所有者となりました。
1998年にBIOに切り替え、2012年からバイオダイナミック農法に切り替えました。
デメテールには2014年から申請。瓶詰めはお爺様の時代から始め、お父様の時代は馬で畑を耕しておりました。
今は馬を手放してしまったけど、時々友人の馬で畑の一部を耕しております。
畑は無農薬ですが、ナチュラルワインに切り替えたのは最近です。
彼のラインの半分以上は無農薬ワインですが、醸造過程に拘るナチュラルワインではありません。
SO2を使用しないワインの存在は知ってはいたけど、なかなか踏み切れませんでした。
そんな時、クリスチャン・ビネール氏やパトリック・メイエー氏と出会い、「自分でも実践してみよう!」と決意しました。
ご存知の通り、今はJura地方やAlsace地方で若い生産者がどんどんナチュラルワインを作り始めております。
アルザスは元々バイオダイナミックの本拠地でしたが、なかなか浸透しませんでした。が、この2~3年アンドレのような若い生産者が一気にナチュラルワインの世界に足を踏み入れ、新たな時代が到来しているのです。
彼の古いスタイルのワインはすでに日本に入っておりましたが、新しいスタイルのワインは今回Dionyさんとご縁が出来ました。Pinot Blanc33%Riesling29%Pinot Gris9%Muscat1%Gewurztraminer10%Pinot Noir8%Chardonnay2%Sylvaner2% 他6% 実は今、どんどんPinot Noirを植樹しております。
勿論クローンでないので時間はかかりますが非常に素晴らしいピノで、ここのクレマン・ロゼは本当に綺麗で美味しいです。
勿論他のワインも美味しいですが、収量は他のアルザスの生産者と同じ位取れるので、厚みは若干弱いです。
しかし値段はカジュアルで非常にコスパの良い優良生産者です。
近所の農業高校でワインを学びましたが、その頃学んだ事はすっかり忘れているし、 実践的ではないと笑っていました。
彼は無農薬の生産者が少ない1998年から無農薬に挑戦し、自分で自ら勉強したのです。
学校で学ぶより畑で色々実戦で学んで来た、たたき上げの醸造家です。
お父様の代では化学肥料を使っており、実際は父親よりも自ら見聞きしてアンドレの栽培方法を身に着けました。ナチュラルワインへは2015年に転向しましたが、畑に対する愛情、知識は半端ではありません。
ドイツ人のような几帳面な性格で、一つ一つ慎重に丁寧に仕事を進めます。
ですから今年より来年、来年より再来年と確実にワインの味わいに反映される事間違いなし。
今までは良心的で地元で殆ど消費されておりましたが、今回出会う事が出来、これから色んな企画をアンドレと一緒に開発する予定ですので、楽しみにしていて下さい。

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