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VdF マリー・ローズ・ペティアン・ナチュレル・ロゼ 2017 / ノエラ・モランタン
( Marie Rose Petillant Naturel Rose / Noella Morantin ) 7255

  • 発泡ワイン
  • ロゼワイン
¥4,092 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール
品種: カベルネソーヴィニヨン 発泡ロゼワイン
樹齢: 25年
土壌: シレックス・石灰混じりの粘土質
一次発酵: 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月
二次発酵・熟成: 瓶内で24ヶ月 (2018年10月に発酵中のカベルネを加え再発酵を促した)
デゴルジュマン: 2019年11月
アルコール度: 11.5%

以前はロゼのスティルワインとしてリリースしていたマリー・ローズ。ノエラ曰く、今回はブドウが未熟でライトだったこともあり、スパークリングとして仕上げるのが適切と判断したとのこと。2017年は、遅霜の被害によ り収量が 20hL/haと50%減。その後、夏の猛暑や日照りによりブドウの成熟にブレーキがかかるなど、カベルネの完熟が難しい年だった。発酵も、瓶詰前は勢いがあったが、瓶詰後は泡をつくる酵母と残糖が足りなかったため か、1年置いてもほとんど泡ができなかった。そこで、彼女は急遽、2018年の発酵中のカベルネのジュースを瓶詰めされた2017年に加えクレマン・ナチュレルのような方法で再発酵を促した。2年の瓶熟を経て出来上がったペティアンは、泡立ちが繊細でクリーミー!
ほんのり甘くミネラリーで、バラやカシスの芽のフレーバーが立ち込める優しい味わいに仕上がっている!アペリティフから食事、そしてデザートとオールマイティーに使えそうなペティアンだ。

リュバーブ、アセロラ、カシスの芽、バラ、酢漬け生姜の香り。泡立ちは柔らかく繊細で、赤いバラのようなフ レーバーがあり、旨味を含んだほのかに甘みのあるエキスに繊細な酸、滋味深く鉱物的なミネラルが優しく溶 け込む。

収穫日は9月22日。収量は霜の被害により20hL/ha!残糖は4g/L。
ブドウは自社畑から!
ワイン名は、ノエラの母方の祖母ローズの名前とロゼを掛け、さらに父方の祖母マリーの名前を掛け合わせている!
ガス圧は4.4bar。SO2は2018年のカベルネをティラージュとして加える前に10mg/L添加。ノンフィルター。

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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