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VdF ブラン・シュナン 2019 / ドメーヌ・モス
( Blanc Chenin / Domaine Mosse ) 7243

¥3,740 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール、アンジュ
品種: シュナンブラン 白ワイン
樹齢: 20年平均
土壌: 粘土質・シスト
マセラシオン: なし
醗酵: 自然発酵で3ヶ月
熟成: ステンレスタンクで8ヶ月

ジョゼフ曰く、2019年は久々に父親ルネがつくるようなパンチのあるワインができたとのこと。ミレジム的には、2016年 2017年同様に遅霜の被害により 60%減収…。加えて、夏に2度40℃を超える歴史的な猛暑に当たり、収穫したブドウは予期せずして潜在アルコール度数が15%近くまで上がった。仕込み当初は、彼も完全に発酵しきれず残糖のあるワインになるだろうと多少の懸念があったようだ。だが、実際は酵母にそれなりの勢いがあり、またphも3.1とアルコール度数の割に低かったこともあり、ボラティル上昇や発酵のスタッグもなく無事辛口に仕上げることができた。ワインは、ジョゼフの言う通り、アルコール からくる甘みを十分に感じるくらいのボリューム感があるが、後ろに背骨となるミネラルの骨格と酸があるおかげで、むしろ清涼感すら感じるストラクチャーのはっきりとした味わいに仕上がっている。
正直上のクラスのキュヴェが脅かされそうなくらいポテンシャルの高いワインだ。

黄桃、カリン、スモモ、マンゴスチン、ドライアプリコット、トウモロコシ、カス タードクリームの香り。ワインは芳醇かつふくよかでボリュームのある凝縮したエキスがあり、鉱物的で筋肉質なミネラルと強かで重心の低い酸が骨格を支える!

収穫日は9月25日、26日。収量は霜の被害により15hL/haと60%減!
元々はアンジュ白だが、2016年のアンジュ白が申請が遅れたことでAOCが取れなかった。それ以降AOCの申請を止めVDF Chenin(シュナン)でリリースすることに決めた!
残糖 は1g/L。
SO2は瓶詰前のスーティラージュ後に15mg/L添加。ノンフィルター。

ドメーヌ・モス
Domaine Mosse


生産地
ロワール地方の西、メーヌ川河畔の古城の街アンジェから南西へ20kmほど下ると、レイヨン川に沿ってうねる丘陵が霞を伴い幻想的な光景を作り出す。
レイヨン川を横ぎり、さらに2kmほど南に下るとサン・ランベール・デュ・ラティ村が見えてくる。
ドメーヌ・モスのカーブはその村の入り口に位置する。
16haあるブドウ畑は区画ごとに点在するが、全てカーブから周囲1km範囲内にあり、1年を通して寒暖差の少ない西岸海洋性気候や強い北風が霜や病気からブドウを守る。
さらに、シュナンなど耐性の強い晩熟ブドウは、晩夏から秋にかけてレイヨン川から立ち上る霧によって、上質なボトリティスが形成される。

歴史
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいた。
当時、取引先であったワイン生産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに大きく影響を受けた彼らは、1993年ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転身を図る。
1994年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学ぶ。(この時、彼らに教えた先生がティエリ・ピュズラクリスチャン・ショサールだった。)
1995年学校を卒業したルネは、ポワティエから30km北東に上ったボセイ・シュール・クレーズという小さな村にあるワイナリーに入り、翌年には初めてのワインを仕込む。
当時、最も懇意にしてくれた村近くでレストランを経営するジャッキー・ダレス氏の協力や紹介もあって、ルネは1997年研修の場をブルゴーニュに移す。
ブルゴーニュに移った彼は、ドメーヌ・テヴノやフランソワ・ミクルスキ、ドミニク・ドゥラン、フレデリック・コサール等に出会い精力的にワインを学ぶ。
1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと2人でドメーヌ・モスを立ち上げる。

生産者
現在、アニエス&ルネは16haの畑を4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)
彼の所有するブドウ品種は、シュナン、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、グロロ、ガメイで、樹齢は7~65年。
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微生物が繁殖する生きた土壌作りに余念がない。
特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使用せず抗体の強い完璧なブドウを手に入れる方法としてビオディナミを取り入れている。

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