産地： イタリア、トスカーナ、アレッツォ、モンテヴァルキ
品種： サンジョヴェーゼ、 ロゼワイン
樹齢： 樹齢60~70年
アルコール： 12.5％

樹齢60~70年（カステルペルソの畑より）。収穫後24時間のマセレ ーション、野生酵母による醗酵を促す。その後セメントタンクにて12か月の熟成。日照が乏しく果皮の成熟を感じられなかったヴィンテージ。一部はマセレーションをせず、直接プレ スした果汁を加わっている。例年より非常にフレッシュさ、フルーツを強く感じるロザート。

「日陰に咲くバラ」という意味合いでいつもは色調が濃く、果皮の要素を引き出したロザートなのですが、こちらも2019年、やはりあまりいい果皮の成熟が見られませんでした、というよりも、成熟したサンジョヴェーゼはやはり優先的にキァンティやカステルペルソに入るため、果皮との接触は短め、中には直接プレスをしたモストも多く含まれているヴィンテージとなります。
このワインもアムネズィーア同様、彼の進歩を強烈に感じさせられます。2019年も果皮の厚みやタンニンはあまり感じませんが、シンプルにロゼとしての味わいの良さ、口当たりやフレッシュさ、心地よさで言えばこれまでで一番なんじゃないか？そこまで感じさせられる味わいです。本当に一度、「騙された！」と言われてでも飲んでいただきたいロザートです。