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ラッボッカテッロ・ビアンコ 2012
(L2.3) / レ・コステ
( L’abboccatello Bianco / Le Coste )

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イタリア、ラツィオ
品種: プロカーニコ 白ワイン
アルコール度:

プロカーニコ、樹齢20~30年。2014年にリリースしたワイン。ロット別で残糖が多いタンクのものは、オリを攪拌して王冠でボトル詰め。ビン内で再び醗酵が始まるのを待つ。2018年にデゴルジュマンを行い12か月の熟成。自然に醗酵が始まるのに6年も費やしたという。負けず嫌いのジャンマルコらしさを感じるワイン。
※保存環境と時間の問題で、王冠部分にサビが発生しているボトルが見られます。お飲みになる際に瓶口を拭いていただくことをお勧めいたします。


エヴィーノとしては2014年にリリースさせていただいた懐かしいワイン。当時ビアンケットが初めてリリースされた時の事でした。近年よく見られる猛暑によって酵母が減少し、醗酵不良に陥ってしまったタンク。醗酵が止まり、残糖があるビアンケットの樽。その中でもまだ残糖の少ない1樽をL’abboccatelloラッボッカテッロいう名前でリリース(LOT1)。しかしもっと残糖が多く、ジャンマルコ自身もリリースを断念した2つの樽(LOT2,LOT3)はスパークリング用のボトルに王冠で打栓!ボトル詰め前に再度オリと攪拌し、瓶内で再び醗酵が始まるのを待つことに、、。しかしながら、一度止まった醗酵がそう簡単に動くというものでもなく。かろうじて酵母の活動が見られ醗酵が終わったのは、なんと6年後の2019年!? ジャンマルコ曰く、「当時はまだ瓶内醗酵の難しさや、猛暑の酵母不足について経験がなかった。」この時の経験によって翌年生まれたワインが、瓶内再醗酵のフリッツァンテ「ピッズィカンテ」だと聞くと、非常に興味深いです!
ただ、このラッボッカテッロ。現時点でも発泡は極僅か、まだ少し残糖は感じます。ただ、その味わい、心地よさに本当に驚かされました。やはり、長い熟成によってワイン全体の一体感はもちろん、バランス感が養われたんだと感じます。ベースである原酒は、ビアンケットということもあり、偉大さを持ったワインではありませんが、その掛けた手間と年月に見合う、素晴らしいワインだと思います!

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