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ラ・ビュル・ペティアン・ナチュレル・ルージュ 2018 / レ・カプリアード
( La Bulle Petillant Naturel Rouge / Les Capriades ) 6950

¥3,938 税込
商品コード: nomal
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産地: フランス>ロワール>トゥーレーヌ >モントリシャール
品種: ガメイドブーズ30%、ガメイフレオー30% 、 ガメイショードネイ30% 、 ガメイドボジョレー10%
メトード・アンセストラル発泡赤ワイン(中甘口)
樹齢: 52年平均
土壌: 粘土質・シレックス・石灰質
一次発酵: 自然酵母 ファイバータンクで2ヶ月
二次発酵・熟成: 瓶内で12ヶ月
デゴルジュマン: 2019 年11 月

2018年は、タンチュリエのガメイ以外に、パスカルの通常のガメイ・ド・ボジョレーを発酵のスターター(ピエ・ド・キューブ)として10%入れている。パスカル曰く、2018年は北の鋭い酸に南のボリュームが加わったような自身の理想とするペティアンが出来上がったとのこと。ワインは、フランボワーズやクランベリーのような赤い果実のフレッシュな香りと、ブルーベリーやミュールのジャム、レーズンのような黒い果実の深い味わいがあり、香りと味わいとのギャップがとても魅力的。残糖は23g/Lあるが、泡の勢いとキレのある酸が甘さを相殺し、コクのあるまるで赤ワインのような余韻を演出する。
※泡に勢いがあるため、良く冷やして、斜め45度に瓶を傾けてご開栓くださいませ。

アメリカンチェリー、梅、野バラ、生ハム、紫蘇、糠味噌のやや暗いトーン。 泡立ちは強く溌剌としており、タンチュリエのキュートではっきりとした赤い果 実のコクとタンニンが感じられる。ふくよかで肉厚な印象ながら、酸は細かく、ほんのりスパイシーな味わいが良いアクセントになっている。

収穫日は8月27日~29日。収量はミルデューの被害に遭い30hL/haと例年の30%減。残糖は23g/L。ブドウはシルヴァン・リーストとパスカルの自社畑から。BCFからシンプルにLa Bulle Rouge(赤の泡)と名前を変更。Teinturier(タンチュリエ)と呼ばれる果肉の赤いガメイでつくられている。
SO2無添加。ノンフィルター。

レ・カプリアード
Les Capriades


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って進み、途中ロワールの古城で有名なシュノンソー城を通り過ぎ、さらに10kmほど東に進むと、今は廃墟と化した長方体の中世の城塞がひときは 威厳を放つモントリシャーの町が見えてくる。
その町から川を挟んだ南境界線付近にパスカル・ポテールのドメーヌがある。総面積2.4haのドメーヌの畑はテゼ、プィエ、アンジェ、ファヴロル等、シェール川周辺の4つコミューンにあり、その他、ネゴシアンの畑5.6haがサンジュリアン、サンジョルジュ、マレイユと半径10km内のドメーヌ周辺に点在する。
気候は海洋性気候と大陸性気候のちょうど境目に位置し、年間を通 して雨が少なく夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と、シェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに 影響し合う。

歴史
現オーナーパスカル・ポテールがワインづくりの世界に入る以前は、ル・マンにある大型惣菜雑貨屋のワイン売り担当とし働いていた。
以前からワインづくりに興味を抱いていたパスカルは、1995年に惣菜雑貨屋を 辞め、ジャニエールで当時ビニョロンで旧友でもあったニコラ・ルナールと一緒に畑を借りてドメーヌを立ち上げる。
1997年の終りに畑所有者と折り合いがつかなくなった彼らは、翌年の1998年にヴヴレーに移り、 当時ポニアトウスキー公爵が所有していたクロ・ボードアンの畑の醸造栽培責任者として迎え入れられる。
2001年にニコラ・ルナールがクロ・ボードアンを辞めルメール・フルニエに移った翌年、パスカル・ポテールもドメーヌを去る。
2002年から新井順子氏のドメーヌ・デ・ボワルカで醸造栽培責任者として働き、それと平行して彼自らも2003年から1.5haの畑と醸造所を手に入れワインをつくり始める。
2005年にボワルカを退職後、正式にドメーヌ・レ・カプリアードを立ち上げる。
2005年から季節労働者として毎年収穫等に参加したモーズ・ガドゥッシュが2010年本格的にドメーヌのメンバーに入る。
そして、2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営として、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上 げ現在に至る。

生産者
現在、パスカル・ポテールは2.5haの畑を1人、そして5.6ha分のワインの醸造をモーズ・ガドゥッシ ュと2人で管理している。
彼らの所有するブドウ品種は、シャルドネ、シュナン、ムニュピノ、ガメイ、コーの5種類がドメーヌ、ネゴシアンを合わせるとソービニヨンブラン、カベルネフランと合計7つの品種でワインをつくっている。
仕事は基本的には分担制で、パスカルが栽培から醸造まで全責任を負い、モーズは醸造の手伝い、その他ワインのコマーシャル、会計、書類関係全てを担当する。
彼は一切ワインの学校に通って おらず、ワインづくりの基本は全て実践と独学から習得している。
教科書にとらわれない自由な発想を持ちながらも、基礎はしっかりと押さえている彼のワインスタイルは、繊細で地味ながらも味わいに独特な個性があることから、特にワイン生産者やカーヴィストなどその道のプロの評価が高い。
ペティアン・ナチュレルに至っては、ティエリ・ピュズラやミッシェル・オジェをはじめ多くの大御所ヴィニョロンが、彼につくり方のアドバイスを請うほど定評があり完成度が高い。

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