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VdF モン・シェール・ガメイ 2018 / ノエラ・モランタン
( Mon Cher Gamay / Noella Morantin )

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フランス、ロワール
品種: ガメイ  赤ワイン
樹齢: 44 年
土壌: シレックス混じりの粘土質
マセラシオン: スミマセラシオンカルボニック 70%全房、30%除梗したブドウを混 ぜファイバータンクで 9日間
醗酵: 自然酵母で 5ヶ月
熟成: 古樽450Lで 7ヶ月
アルコール度: 12.5%

前回2015年のミレジム以来、久々のリリース。ノエラ曰く、今後ラ・ブディヌリーとモン・シェールのコンセプトは、ネゴスのガメイで除梗しクラシックなスタイルに仕込むのがラ・ブディヌリー、それに対し、自社畑のガメイをスミマセラシオンカルボニックあるいはマセラシオンカルボニックのスタイルで仕込むのがモン・シェールとすることに決めたそうだ。2018年は、ミルデューの影響によりブドウの粒よりも梗の部分の多く占める房が結構あり、それら粒の少ないブドウは全て手で除梗しているため100%マセラシオンカルボニックではないが、醸しの間はタンクの蓋を密閉し一切ピジャージュを行っていないので、スミマセラシオンに近いやり方で優しく抽出している。出来上がったワインは、上品ながらも輪郭がはっきりとあり、コクのあるジューシーな果実味が何ともたまらない。控えめだがしっかりと酸の立っている様子も、ブラインドだとまるでコート・ド・ニュイのピノノワールのようで、飲んでいてテンションが上がる。

ダークチェリー、プルーン、スミレ、モロヘイヤ、甘草、モミの木、チョコ レートの香り。ワインはチャーミングかつ滑らかで上品なコクがあり、ジューシーな果実味を洗練されたミネラルと輪郭のある酸、繊細なタンニンの収斂味が優しく引き締める。

収穫日は9月4日。2018年はミルデューの被害により収量は18hL/haと50%減。ブドウは100%自社畑。前回熟成はタンクで行っていたが、今回は全て450Lの古樽で行っている。Mon Cherの名前は「愛しい人」 のCherとシェール川を掛けている!
SO2は瓶詰め前に10mg/L添加。ノンフィルター。

ノエラ・モランタン
Noella Morantin


生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サン タニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥー レーヌワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘を背に慎ましく広がる。
ノエラ・モランタンの畑、および醸造所は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、まわりは深く木々に囲まれ、クロロッシ ュ以外に隣接する畑は一切ない静寂とした環境の中にある。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマが互いに影響し合う。

歴史
現オーナーであるノエラ・モランタンがドメーヌを立ち上げたのは2008年。
学生時代にナントの職業技術短大(DUT)でマーケティングを学んだ彼女は、卒業後マーケティング関係の会社に入社。
当時は、毎日デスクワー クに明け暮れるようなワインとは全く無関係の仕事に従事していた。
2000年、30歳に差し掛かっていた彼女は、「自分の本当の仕事はデスクワークではない!何かダイナミックなことがしたい!」と、以前から気になっ ていたワインづくりに興味を抱く。
2001年、30歳を機に会社を辞めて、すぐにミュスカデにあるワインの学校で醸造と栽培を学び始める。
また、学校に通いながら、同時にアニエス・エ・ルネ・モスのドメーヌで2年間実地研修をこなす。(この時に、自然派ワインの洗礼を受ける。)
学校を卒業後、2003年の秋にはフィリップ・パカレのところで収穫、その後マルク・ペノーのところで翌年の4月まで醸造と剪定を手伝う。
そして、2004年5月、ドメーヌ・ボワ・ルカの醸造栽培責任者として働き始める。
4年間ボワルキャで働いた後、2008年5月晴れてドメーヌ・ノエラ・モランタンを立ち上げ現在に至る。

生産者
現在、ノエラ・モランタンは 8.5haの畑を2人で管理している。彼女の所有するブドウ品種は、ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ガメイ、カベルネソーヴィニヨン、コーで、樹齢は若いもので10~20年。
平均樹齢が40年で、古樹のコーは樹齢が60年に達する。
彼女がワイン造りで最も大切にしていることは「フィーリング」。
栽培・醸造の基礎はもちろん押さえつつ、そこからさらに幅を広げて、教科書にとらわれない自由な発想と感性を 生かしたワイン造りを心がける。
ブドウの栽培に一部ビオディナミを取り入れたり、畑が疲れていると感じた時はfleur de Bachというホメオパシーのひとつを散布するなど、常に現場に出てブドウの状態を観察しながらその場に適した対処を施し、また、醸造はマセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応していく。
常に出来上がるワインを想像し、そのイメージに沿って柔軟に対応し、彼女独自の個性をワインに反映する。
ドメーヌの立ち上げ2年目で、すでに彼女のワインはパリのカーヴ・オジェをはじめ、フランス、ベルギーの多くのカーヴィストから独自のスタイルがあると高い評価を得ている。

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