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アルザス・ビル 2017 / ガングランジェ
( Alsace Bihl / Ginglinger ) 6858

¥4,092 税込
商品コード: nomal
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フランス、アルザス、ファッフェンハイム
品種: リースリング60%、 シルヴァネール40% 白ワイン
樹齢: 31年平均
土壌: 小石混じりの石灰質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で4ヶ月
熟成: 12hLのフードルで10ヶ月
アルコール度:

2016年は、ミルデューが猛威を振るった年だが、ビルの畑は散布がうまく行ったおかげでほとんど被害がなかった。きれいなブドウに恵まれ発酵も順調に終わり、パーフェクトな出来と思われたが、瓶詰め後に糸引きが発生…。 糸引きが収まるまでリリースを見送り、現在は落ち着きを取り戻し、ビル本来の芳醇で上品な味わいが前面に出ている。ワインはまろやかで、まったりと甘みにも似た透明感のあるエキスがあり、塩気のあるミネラルと一緒に口の中に溶けていく。上品な味わいの中に微かにみりんのようなフレーバーもあり、和食と良く合いそうだ。

黄桃、アプリコット、カリン、焼きパイナップル、ハチミツ、みりん、フュメ潮の香り。ワインは芳醇かつまろやかで染み入るような旨味エキスがたっぷりと詰まっていて、緻密なミネラルと繊細で強かな酸がきれいに溶け込む。

収穫日は10月1日。収量は45hL/ha。残糖は1.9g/Lの辛口。ビルは区画名。畑は国道を挟んでグランクリュの丘の対面に位置し、土壌は主に石灰質に支配される。シルヴァネールとリースリングが同じ区画内にあるため分けずに全てアッサンブラージュした。
SO2無添加。ノンフィルター。

ドメーヌ・ガングランジェ
Domaine Ginglinger


アルザス地方のコルマール市から南に10km ほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。
ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北 170kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。
気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990 年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会に参加し、 以降、畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる。
(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。
同年、エコセールの認証、そして、2001 年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している。( 仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)
彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。
畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。
ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。
アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。

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