フランス、ロワール
品種： ピノノワール、ガメイ、ピノムニエ、 カベルネフラン、ガスコン
発泡ロゼワイン
樹齢： 22年~35年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
一次発酵・熟成： 自然酵母 ファイバータンクで2ヶ月 ＆古樽で11ヶ月熟成
二次発酵・熟成： 2018年の発酵中のガメイを 添加後瓶内で14ヶ月
デゴルジュマン： 2019年12月

前年同様にトップキュヴェ「ランスミ・デュ・ヴィラージュ」の区画のブドウを使用。2017年は霜の被 害により収量は30％減。今回は酸を捕捉するため敢えて晩熟のカベルネフランとガスコンを早熟のピノノワール、ピノムニエの収穫日に合わせた。出来上がったワインは、残糖0.3g/Lの超ドライなエクストラ・ ブリュットだが、ガメイ、ピノノワール、ピノムニエが完熟していたためエキスにほのかな甘みを感じる！
そして、広がる潮の風味、ダシのような繊細な旨味、滋味深いミネラルなどの複雑な味わいが繊細な泡と共に融合し長く余韻に続く!開けたては多少還元があるが、それを上回るしっかりとした味わいがあるので、食事全般とぜひ合わせてほしいワインだ！

イチゴ、アセロラ、リュバーブのジャム、オレンジの花、カシューナッツ、枝豆の香り。ワインはシャープかつタイトで透明感のあるまろやかなエキスに潮の風味があり、心地よい苦みのある鉱物的なミネラルと繊細な泡がきれいに溶け込む！エキスをライムのようなキレのある酸と塩辛いミネラルがタイトに引き締める。

収穫日はティラージュに使ったガメイが2018年9月5日、それ以外は2017年9 月10日。収量は霜の被害により25 hL/haと減収！セニエではなく直接プレス！二次発酵はクレマン・ナチュレル方式で、ティラージュにはショ糖を使わず、ガメイ2018年の発酵中のジュースを添加している！ガス圧4.4気圧の完全辛口。
SO2無添加。ノンフィルター。