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VdF ロック・キャブ・ルージュ 2018 / レ・ヴィーニュ・ド・ババス
( Roc Cab Rouge / Les Vignes de Babass )

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フランス、ロワール
品種: カベルネ・フラン、赤ワイン
アルコール度: 13%

仄かに紫がかった鮮やかな中程度の赤色。採りたての熟した野いちごやブルーベリーなどの果実をギュッと搾ったようなジューシーさや野山を想像させる香りが豊かに感じられます。
瑞々しく軽快なほどよいミディアム感で、口当たりは軽いながらも口中に広がる果実味は充実感があり若々しく可愛らしさがあります。若々しいと言ってもジュースのようなものではなく、ワインらしい落ち着きを感じさせます。しっかりと梗や茎まで熟したことが分かるように青いニュアンスはごく僅かですが、それはどこか素朴でピュアな雰囲気を引き出します。果実由来の甘さやジューシーな酸、果実味、どれをとってもハーモニーを感じられるバランスの良さで口中へと広がります。仄かに紅茶のような風味なども混ざり合いながら抑揚も感じさせ、引っ掛かりのない液体はすっと体へと沁み込み心地よい果実の風味が残ります。ついつい2杯、3杯と手が伸びてしまうようなチャーミングで魅力的な味わいです。

ヴォルテックスさん資料

レ・ヴィーニュ・ド・ババス
Les Vignes de Babass


セバスチャン・デルヴュー
18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。
その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。

2010年に解散したグリオットの生産者の1人です。
一人はパトリック・デプラ
もう一人はこのセバスチャン・デルヴュー。

成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。
それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。

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