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VdF ブラン・レ・ボンヌ・ブランシュ 2017 / ドメーヌ・モス
( Blanc Les Bonnes Blanches / Domaine Mosse ) 6753

¥5,445 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール、アンジュ
品種: シュナンブラン 白ワイン
樹齢: 48年
土壌: 小石混じりの粘土質・シスト
マセラシオン: なし
醗酵: 自然発酵で9ヶ月
熟成: 古樽で11ヶ月
アルコール度: 13.5%

2017年は、2016年同様に霜の被害に遭った年。また、酵母に勢いがなく発酵に苦労した年でもあった。仕込むワイン自体が少なかったこともあり、今回は実験的にわざと熟成時にウイヤージュせず、少し酸化的に仕上げている。彼らは2017年、レ・ボンヌ・ブランシュの畑にサヴァニャンを植樹していて、将来的にサヴァニャンの酸化スタイルがレ・ボンヌ・ブランシュのテロワールによってどのような姿を見せるのかを見極めるためにトライしたそうだ。ただ実際のワインは酸化の風味はそれほど強くなく、その控えめな塩梅がワインの味わいに深みと複雑性を与えている。力強く洗練されたスタイルが、父ルネのスタイルを髣髴とさせる。残糖が4g/Lあるため、少しきつめのフィルターをかけ再発酵のリスクを抑えている。

カリン、タルトタタン、ドライアプリコット、デイツ、ヘーゼルナッツ、黒糖、乾燥ポルチーニの香り。ワインは上品かつ複雑でハチミツ水のようにほんのり甘い旨味エキスに緻密なミネ ラルがぎっしり詰まっていて、繊細で強かな酸ときれいに融合する。

収穫日は9月26日、28日。収量は遅霜の被害により15hl/haと50%減。レ・ボンヌ・ブランシュは区画名でコトー・デュ・レイヨン地区にある。アルテリット・シストと呼ばれる土壌からミネラルの多く含んだワインができる。残糖は4g/L。SO2はスーティラージュ後に10mg/L添加。再発酵防止のフィルター有。

ドメーヌ・モス
Domaine Mosse


生産地
ロワール地方の西、メーヌ川河畔の古城の街アンジェから南西へ20kmほど下ると、レイヨン川に沿ってうねる丘陵が霞を伴い幻想的な光景を作り出す。
レイヨン川を横ぎり、さらに2kmほど南に下るとサン・ランベール・デュ・ラティ村が見えてくる。
ドメーヌ・モスのカーブはその村の入り口に位置する。
16haあるブドウ畑は区画ごとに点在するが、全てカーブから周囲1km範囲内にあり、1年を通して寒暖差の少ない西岸海洋性気候や強い北風が霜や病気からブドウを守る。
さらに、シュナンなど耐性の強い晩熟ブドウは、晩夏から秋にかけてレイヨン川から立ち上る霧によって、上質なボトリティスが形成される。

歴史
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいた。
当時、取引先であったワイン生産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに大きく影響を受けた彼らは、1993年ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転身を図る。
1994年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学ぶ。(この時、彼らに教えた先生がティエリ・ピュズラクリスチャン・ショサールだった。)
1995年学校を卒業したルネは、ポワティエから30km北東に上ったボセイ・シュール・クレーズという小さな村にあるワイナリーに入り、翌年には初めてのワインを仕込む。
当時、最も懇意にしてくれた村近くでレストランを経営するジャッキー・ダレス氏の協力や紹介もあって、ルネは1997年研修の場をブルゴーニュに移す。
ブルゴーニュに移った彼は、ドメーヌ・テヴノやフランソワ・ミクルスキ、ドミニク・ドゥラン、フレデリック・コサール等に出会い精力的にワインを学ぶ。
1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと2人でドメーヌ・モスを立ち上げる。

生産者
現在、アニエス&ルネは16haの畑を4人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)
彼の所有するブドウ品種は、シュナン、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、グロロ、ガメイで、樹齢は7~65年。
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微生物が繁殖する生きた土壌作りに余念がない。
特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使用せず抗体の強い完璧なブドウを手に入れる方法としてビオディナミを取り入れている。

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