フランス、ブルゴーニュ
ピノノワール100%。赤ワイン

畑の広さは約5.2haで、骨格を力強さを与える「En Deree」、凝縮感を与える「Champerrier」、色調と肉厚さ、風味を与える「Clos de Combe」、余韻を与える「La Petite Jouise」、繊細さを与える「Vigne Belle」などの区画の葡萄をアサンブラージュして造られます。タンニンと果実味が豊かでストラクチャーがしっかりしており、肉厚なイメージのワインです。「OSTREA」は化石の名前から取っています。

2016年は4月末に発生した霜の影響で全体的に収穫量が少なくなっており、ベト病も発生したので選別もいつもより厳しく行った。その結果、アペラシオンにもよるが例年の50%ほどの生産量になっている。特にマルサネの白が少なく、単独では造れないほどだったので格下げしてブルゴーニュブランに混ぜた。また、ジュヴレシャンベルタン1級も収穫量が少なかったので全てを混ぜて醸造している。スパイシーで肉厚な果実味のある、高いポテンシャルを秘めた良いヴィンテージなので量が少ないことがとても残念。2016年のアルザスはブルゴーニュとは逆に収穫量が多く、葡萄の健康状態も良くてクラシックな素晴らしいヴィンテージになっている。

輸入元：フィネス