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VdF ブリック・ア・ブラック・ルージュ 2017 / ドメーヌ・レ・ドゥー・テール
( Bric a Brac Rouge / Domaine Les Deux Terres )

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フランス、アルデッシュ、ヴィルヌーヴ・ド・ベール
品種: シラー 赤ワイン
樹齢: 41年
土壌: 玄武岩・石灰質・粘土質
マセラシオン: マセラシオンカルボニック ステンレスタンクで18日間
醗酵: 自然酵母で25日間
熟成: 古樽で8ヶ月

2017年は、グルナッシュが花ぶるいと日照りにより収量が減ったが、バザルト(玄武岩)土壌のシラーは樹 勢に勢いがあり、また、暑さにも強いこともあり日照りの影響は最小限だった。ブドウの状態がきれいだったことと、いつもよりもブドウの粒が小さく凝縮していたので、タンニンの抽出を抑えるために 100%マセラシオ ン・カルボニックで仕込んだ。カルボニックと言っても、毎日タンクの下からジュースを抜いてブドウの果皮を液体に浸さない本格的な方法で仕込んでいる。(ちなみに、この方法は、少しでも腐敗したブドウが入っているとボラティルが広がるリスクがあるので、ブドウが傷なくきれいであることが求められる)樽熟成でさらにワ インの角を取り、最終的に濃厚で艶やかな、そして果実のコクと旨味をまろやかに引き出したワンランク上のワインに仕上げた。口当たり濃厚だがスッと溶けて口に染み入る優しさがあり、飲んでいて全く疲れない。

ダークチェリー、ミュール、スミレ、タイム、 ユーカリ、黒オリーブ、甘草、バニラの香り。ワインは上品かつ滑らかでコクのある濃縮した果実味が染み入るように柔らかく、洗練されたミネラルとキメが細かくほんのりビターなタンニンが骨格を形成する。

収穫日は9月2日と例年よりも2週間早い。収量は30hL/ha。2017年はマセラシオンカルボニックで仕込んでいる。ワイン名は「雑多な骨董品」という意味があり、以前、初リリースしたワインの味が不安定だったことからこの名前を付けられた。
SO2無添加!ノンフィルター。
ドメーヌ・レ・ドゥー・テール
Domaine Les Deux Terres


マニュエル・クナンとヴァンサン・ファルジエが最初に出会ったのは1998年、ミラベルにある農業学校で、ヴァンサンは当時農業学校にある畑とカーヴの仕事に従事し、マニュエルは自分でワイナリーを立ち上げる準備の一環として学校に通っていた時だった。
2人はその時に意気投合し、いつか一緒にワイン造りを行うことを誓う。
2000年に学校を卒業したエマニュエルは、コトー・デクス・アン・プロヴァンスにある、ドメーヌ・グロージュの醸造責任者として働き、その翌年の2001年、マニュエルの強い説得と推薦で、ヴァンサンは農業学校を退職し、ドメーヌ・グロージュの栽培責任者として加わる。
2004年、ワイン哲学の違いからエマニュエルがドメーヌを退職し、ヴァール県のサン・マキシマンにあるドメーヌ・デファンの醸造栽培責任者として働き始める。
そのマニュエルを追うように、同年ヴァンサンがドメーヌ・グロージュを辞め、同じくサン・マキシマン付近にあるドメーヌ・トリエンヌ(デュジャックのジャック・セイスとDRCのオベール・ド・ヴィレーヌがスタートさせたドメーヌ)の醸造栽培責任者として働き始める。
ドメーヌどうしが近く、交流が深かったことから、また再び二人は毎日顔を合わせることとなる。
2008年、満を持したマニュエルがヴァンサンにドメーヌ立ち上げのプロポーズをし、一足先にアルディッシュに戻り3haほど畑を購入する。
2009年、ドメーヌ・トリエンヌを退職したヴァンサンもアルディッシュに戻り、父親が持つ畑5haを引き継ぎ、ドメーヌ・レ・ドゥーテールをスタートさせる。

ビニュロン家系のだったヴァンサンとビニュロンの家系でなかったマニュエルが二人三脚で経営する、レ・ドゥーテール。マニュエルがリュッサックにある3haの畑、ヴァンサンがミラベルにある5haの畑を所有し、醸造栽培は2人で管理している。
(他にヴァンサンの父親が畑、マニュエルの妻が事務の仕事を手伝う)
彼らのもっとうは、「消費者が喜ぶ自然派ワインを造る」こと。
ワインの欠点に一切の妥協は許さず、常にコストパフォーマンスの高いワインを造り上げるために、テイスティングなどお互いの厳しいチェックは欠かせない。
レ・ドゥーテール「二つの土地」というドメーヌ名には、2人の才能、2人のそれぞれのテロワールの異なる葡萄を持ち合わせ、1つの素晴らしいワインを造り上げるという彼ら一心同体の強い思いが込められている。

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