0
¥0

現在カート内に商品はございません。

VdF クヴェヴリ・ブラン・ソーヴィニヨン 2016 / ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
( Qvevri Blanc Sauvignon / Le Clos du Tue Boeuf ) 6532

¥5,478 税込
商品コード: nomal
カートに追加しました。
カートへ進む

フランス、ロワール、シュヴェルニー
品種: ソーヴィニヨンブラン
白ワイン
樹齢: 5年~50年
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: なし
醗酵: 自然酵母で9ヶ月
熟成: アンフォラ10hLで10ヶ月
アルコール: 13.5%

2016年はシュナンが霜により収量が少なく、10hLのアンフォラを満たすことができないと判断したティエリは急きょクロ・ロッシュ・ブランシュの近くに住む知人のヴァレリー・フォールに懇願しソーヴィニヨン入手。 彼曰く、ヴァレリーの畑はクロ・ロッシュ・ブランシュと同じく良質な石灰層があり、以前から興味を持ってい たのだそうだ。2016年のソーヴィニヨンは窒素が足りない上に糖度が高かったため、途中で発酵が完全にストップしてしまい残糖20g/L あるそうだ。完全発酵を待つよりも、ソーヴィニヨンのフレッシュさと甘さを味わいに生かした方が良いと判断した彼は、最終的に残糖のあるまま瓶詰めすることに決め、再発酵防止のためにフィルターをしっかりと掛け、SO2を瓶詰め前に 20mg/L添加している。出来上がったワインは梅酒のようなキュートな酸味とほんのりと上品な甘みがある。アフターに残るアンフォラ特有のスモーキーな風味もとても心地良い。

カリン、洋ナシ、メロン、青梅、青竹、クルミ、キャラメルの香り。ワインはピュ アかつ梅酒のようなキュートな酸とほんのりとした甘さがあり、透明感のある ダシのようなエキスと洗練されたミネラルがやさしく口の中に染み入る。

収穫日は9月26日。収量は霜の被害により10hL/haだった。残糖20g/L。
ワイン名のQvevriはジョージア語でアンフォラ(Kvevri)の意味。ジョージアのアンフォラでスキンコンタクトせずジュースのみを発酵熟成させている。 買いブドウはマレイユ・シュル・シェールのブドウ生産者ヴァレリー・フォールから。
SO2は瓶詰前に20mg/L添加。 残糖があるため目の細かいフィルターを使用。

ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
Le Clos du Tue Boeuf


ロワール地方のブロワ市から南に10km ほど南下した場所に、「 クロ・デュ・テュエ・ブッフ」、ティエリ・ピュズラのドメーヌがある。
彼がネゴシアンで買うブドウは、西はヴヴレーから南はシェール川を越えたテニエール、アンジェ村までの半径50km 範囲内に構える優良ドメーヌから仕入れ、各畑ごとに独立したキュヴェを作り上げる。
ネゴシアン畑の大部分は緩やかな起伏のある丘に点在し、気候はそれぞれのミクロクリマが存在するが、主にロワール川とシェール川の影響を受ける。
一年中穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては川と地上の温暖差で朝夕はしばしば深い霧に覆われる。

テュ=ブッフは、トゥールから40km北東、ブロワに近いレ・モンティ村にある。
ブロワ伯爵の領地であったこの村にはクロ(壁で囲まれた土地)があり、テュ=ブッフと呼ばれる畑はそのクロの中にあった。
中世に3世紀にわたりシャティヨン家の領地となり、続いてフランス王となるオルレアン家の王子と、ブドウ畑は伯爵家の領地として治められ、ここで生まれるワインは当時から高く評価されてきた。
シャルル・ドルレアンは100年戦争で財政難に陥ったため領地を手放したが、モンティのクロにある畑は残したと資料に残っている。
このことはこの畑がどれほど優れたクリュとして扱われていたかを物語っている。
16世紀には国の管理となるが、フランソワ1世と王女クロードは、特に入念に手をかけてこの畑を管理し、ル・クロ・デュ・テュ=ブッフはアンリ3世の統治の記録にその名が残っている。
ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家で、現在のクロ・デュ・テュ=ブッフの所有者であり、ジャン=マリーとティエリーのピュズラ兄弟がワインを造る。
彼らは、個性が明確にあらわれるワインを造るには、風土の特徴を大切にしなければならないと考えている。
そのため栽培は昔からの伝統的な方法で行われる。
この地方では10月になると雨が多いため、熟した健康なブドウだけを厳選するトリエの作業が欠かせない。
収量は大変低く、たいてい補糖はおこなわれない。発酵は酵母を加えずに、自然にゆっくり時間をかけておこなわれる。
この地方では、フィロキセラ禍の前にはピノ・ノワールやシャルドネが多く栽培されていたので、ピュズラは当然のようにピノ・ノワール、シャルドネを栽培している。

栽培:ビオロジック、2007年にビオ認証取得(カリテ・フランス)
栽培品種:シュナン・ブラン、ムニュ・ピノ、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニョン・グリ、コ、ガメ、ピノ・ノワール
畑: 全体として、ブロワ一帯の泥灰土まじりの石灰質で、シレックスを多く含む。南西向き斜面。
自社畑面積:16.5ha 
AOC 「シュヴェルニー」10ha (レ・モンティス村)
AOC 「トゥーレーヌ」 6.5ha(1994年から追加) (モントゥ・シュル・ビエーヴル村)
年間平均生産量:80000本

数量

カテゴリ一覧

ページトップへ