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VdT モワルー・ド・ミュスカ 2016 / ル・プティ・ドメーヌ・ド・ジミオ
( Moelleux de Muscat / Le Petit Domaine de Gimios )

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フランス、ラングドック、サンジャン・ド・ミネルヴォワ
品種: ミュスカ・プティ・グレン 白ワイン
樹齢: 100年以上
土壌: 石灰石・粘土質
発酵: 自然発酵 ステンレスタンクで14日間 (発酵途中にワインを5℃まで冷やしフィルターで発酵を止める)
熟成: ステンレスタンクで10ヶ月
王冠栓

2016年は、日照りでブドウの果汁が凝縮していたが、同時に酸を確保できた当たり年だった。念のため再発酵のリスクを考え、コルクではなく王冠キャップを使用している。(※実際はややクリスプだが発泡レベルではない)ワインはいつも通り香りが華やかで、特に口に含んだ後、鼻に抜けるベルガモットのようなフレーバーが何とも心地よい。残糖は59g/Lあるが、酸がしっかりとあるので甘みにキレがあり、いつまでも飲み飽きない。期待を裏切らない、唯一無二のモワルーだ。

ジカリン、黄桃、パッションフルーツ、ピーナッツ、杏仁豆腐の香り。ワインはフルーティかつほのかにクリスピーで、上品なネクターの甘味と線の細い強かな酸、洗練されたミネラルとのバランスが絶妙。

収穫日は9月5日。収量は20 hL/haと例年並み。
樹齢100年を超えたミュスカだけで仕込んだ極上のモワルー。残糖分59g/L。SO2無添加。 再発酵防止のため目の細かいフィル ターをかけている。
※王冠形状ですが、発泡はありません。
ル・プティ・ドメーヌ・ド・ジミオ
Le Petit Domaine de Gimios


生産地
ベジエ市からカルカッソンヌ市に向かう途中、北側の丘陵地に沿ってサンシニアン、ミネルヴォアとラングドック地方を代表する名産地が広がる。
サン・ジャン・ド・ミネルヴォワ村はその2つの産地にちょうど挟まれるよ うに位置する。
隆起したプレートが織りなす複雑な台地、長い年月をかけて河川が浸食した、まるでグランドキャニオンを思わせる壮大な地形は、この地域独特の光景で目を見張るものがある。
天然甘口ワインで有名な産地 のひとつで、他に類を見ない芳香とフルーティさを兼ねたミュスカを産出することで定評がある。

歴史
1995年にブドウ畑を購入して以来、アン・マリー・ラヴェイスはブドウの古樹に息吹を吹き返すがごとくビオディナミ農法を実践し続けている。
彼女のヴィオディナミ歴は古く、遡れば30年前の、彼女が以前まで続けていたフルーツ菜園農家の時代までたどることができるという。
残念ながら、農場は1993年の山火事により全焼 してしまったが、これを転機に彼女はもともと興味を抱いていたワイン作りに人生を注ぐこととなる。

生産者
現在はアン・マリー・ラヴェイスと息子のピエールで4.5haの畑を管理している。
赤白共に品種はサンソー、 アリカント、テレット、ミュスカ・プティ・グレンなど土着のもののみで、ほとんどのブドウの樹が100年を 超えている。
彼女のブドウ畑のまわりには隣接する畑が無く、ビオディナミを実践するには格好のシチュエーシ ョンである。
フルーツ菜園農家だった経験を生かし、ブドウの樹ひとつひとつの観察には特に注意を払う。
ブドウ畑に撒く散布剤は、ビオディナミゼの時に必要な調剤のみ!と彼女の徹底した自然有機農法は、参考のため遠方から視察に訪れるワイナリーも後を絶たない。
収穫は1世紀を経たブドウの樹から搾り出されるブドウのエキスは微量で収量調整の必要が無く、毎年10~14hL/haの収穫量で収まる。
ブルゴーニュのグランクリュクラスで30hL/ha 前後の収穫量が平均ということを考えると驚異的な少なさだ。
醸造方法は至って自然派。「私は昔 から農家であったから、栽培のプロではあってもワイン作りはまだまだ素人」と謙遜するアン・マリーは、自分がエノロジストでなく醸造の素人だったからこそ昔ながらの作り方、自然派のワインに抵抗無く耳を傾けることができたと現在を振り返る。
自然酵母、ノンフィルター、SO2無添加(白は必要があればごく少量)添加で奇跡のワインをつくり出す。

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