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VdF ロック・キャブ・ルージュ 2017 / レ・ヴィーニュ・ド・ババス
( Roc Cab Rouge / Les Vignes de Babass )

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フランス、ロワール
品種: カベルネ・フラン、赤ワイン
アルコール度: 12%

中程度の赤紫色。熟した葉付きの苺やブルーベリーなどの果実香に、若々しい草花の葉や茎などの自然な青みがかった香りが感じられます。
口に含むとやや凝縮した果実味を感じさせながら、カベルネ・フランのイメージしがちなパワフルなものではなく、口当たりは繊細で上品な印象を受けます。
口中では香りほど青みがかった風味は感じられず、フルーツのニュアンスとその風味が溶け込み、葉付きの苺などをそのまま頬張ったような若々しい果実味と茎や葉のような青みがかった風味が混ざり合う印象は、可憐で無垢な感じすら想わせます。芯のあるまっすぐな酸とスパイシーさなど、どれも強すぎない主張で調和がよく、口当たりは軽やかですが口中では充実した緻密なエキスが広がり、葡萄の果皮を噛んだ時のような細かなタンニンが残ります。
今後の熟成で旨味や妖艶さが引き出されていくことでしょう。

ヴォルテックスさん資料

レ・ヴィーニュ・ド・ババス
Les Vignes de Babass


セバスチャン・デルヴュー
18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。
その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。

2010年に解散したグリオットの生産者の1人です。
一人はパトリック・デプラ
もう一人はこのセバスチャン・デルヴュー。

成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。
それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。

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