フランス、ロワール
品種： 50%ガメイ、30%カベルネフラン、 20%ピノムニエ 　赤ワイン
樹齢： 16年~34年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
マセラシオン： ファイバータンクで10日間
醗酵： 自然酵母 ファイバータンクで1ヶ月
熟成： 古樽228Lで18ヶ月 ファイバータンクで2ヶ月

2017年はガメイとピノノワールが霜の被害に遭った年。収量の少ないピノノワールはランスミに回し、今回はピノの代わりにカベルネフランを加えた。レイナルド曰く、2017年はガメイの酸がしっかりと効い た長熟の年とのこと。味わいのタイプ的にはコーがアッサンブラージュされた2016年と似て、上品であり ながら野趣も富んだ味わいに仕上がっている！確かにワインは、味わいの骨子となる重心の低い酸があるからか、アルコール度数が12％にもかかわらず構成がしっかりとしていて飲みごたえがある!ちなみに、今回開けてから1週間冷蔵庫で放置してみたが、SO2無添加なのに開けた時の状態とほとんど味わいが変わらないからスゴイ！家で時間をかけてゆっくりとワインを味わいたい人や、レストランでのグラスワインでのサービスにはもってこいのワインだ！

ダークチェリー、ミュールのジャム、スミレ、バラの花弁、カシスの芽、メントール 、ピート、黒鉛の香り。ワインは艶やかかつ凝縮した果実味に上品なコクがあり、重心の低い酸、鉱物的なミネラル、ほんのりビターなタンニンが骨格を形成する。

収穫日は9月25日、10月20日。収量は30 hL/ha。2017年は霜の影響によりピノノワールが少なかったため、代わりにカベルネフランをアッサンブラージュした。
ワイン名のA Contre Courantは「他人と違う方向に行く」という意味がある。
SO2無添加。ノンフィルター。