フランス、ロワール
品種： ピノノワール、ピノムニエ、 ガメイ、コー 　赤ワイン
樹齢： 14年~19年
土壌： シリス（硅砂、硅石）
マセラシオン： ファイバータンクで2週間
醗酵： 自然酵母で1ヶ月
熟成： 古樽で24ヶ月

2016年からエチケットのデザインが変更！白地のエチケットにAを強調し、後は筆記体の文字だけシン プルに書かれたデザインになった。2016年は、4月の遅霜により早熟品種であるガメイ、ピノノワール、 ピノムニエが被害に遭い、結果晩熟品種のコーの比率が相対的に高くなっている。また、ワインの角を取るために、いつもよりも6ヶ月長く樽熟している。ワインの味わいは、上品でありながら野趣にも富んでいて、コーの特徴がいつもよりも色濃く反映されている。レイナルド曰く、酸がまだ十分こなれていないので、もう数年寝かせて飲むのがベストとのこと。ただ、今飲むのであればジビエとの相性が抜群とのことだ。香りを開かせるためにカラフをすることをおススメ。

グリオット、スミレ、カシスの芽、クローブ、ナツメグ、ユーカリの香り。ワインはピュアかつチャーミングで、艶やかな果実味に粗野なタンニンのコクがきれいに溶け込み、後から若い酸と洗練されたミネラルがじわっと引き締める。

収穫日は9月10日、10月15日。収量は15hL/ha。
ワイン名のA Contre Courantは「他人と違う方向に行く」という意味がある。
アティピックとの大きな違いは、長期熟成であることと、ピノとムニエの比率が多く、カベルネの代わりにコーが入っていること。
SO2無添加。ノンフィルター。