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VdF ルージュ・ラ・マルティン 2013 / ティエリー・ディアツ
( VdF ROUGE LA MARTINE / THIERRY DIAZ ) 4791

¥3,894 税込
商品コード: nomal
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呼称:VdF
面積:3ha
標高:250m~300m 畑の向き:南と南西
土壌:シスト
品種:グルナッシュノワール30% グルナッシュグリ30% グルナッシュブラン30% カリニャン10% 
樹齢:60~70年 収穫:手摘み 収量:5hl/ha
醸造:ステンレスタンクで発酵。 MCあり、その後6ヶ月樽熟成。
SO2:添加なし  トータル:14mg  天然アルコール度数14.05%

混植された古木のグルナッシュ3種とカリニャンでアッサンブラージュして造られたキュヴェです。
濃い赤紫色の液体に白ブドウから来るマンゴーのトロピカルな香り、黒ブドウからはバラやカシス、ローズマリーのニュアンスが複雑に織り混じり合っています♪口に含むと南仏らしい果実のアタックはありますが、その後にくる標高の高さを思わせる冷涼感のあるミネラルと酸が心地よく、柔らかいタンニンと共に流れます。

Thierryの初醸造・初上陸のファーストリリースをご紹介致します。
非常に理想的な畑「マルティン」は山の中に囲まれているモノポール。樹齢は60~70年ですが、実際はもっと古いようです。何故なら1950年にこの畑の登記が正式に始まり、書類上60~70年と登記されておりますが、実際はその頃には既に存在していたからです。
だから所有者のThierryにも正式な植樹の年号が不明なのです。
9割がグルナッシュノワール、グルナッシュグリ、グルナッシュブランが混植、1割がカリニャンが入っております。これだけ品種が混在していると収穫は複雑になります。

第一回目に熟した葡萄だけ収穫し、残りは間をおき1日で全て収穫します。
それをマセラシオン・カルボニックで仕込みます。INOXタンクで3週間、その後古い樽で6ヶ月寝かせます。瓶詰め迄一切SO2は使用しません。
その瓶詰めは2014.5.27、華やかなワインになるようお花の日を選びました。
さてその結果は…なかなか良い感じですが、Brunoのワインほど華やかではありません。

彼のワインを飲んで彼のようなワインを作りたい!と言っていたのですから、私としてはかなり辛口試飲をします。まだまだ香りが閉じております。が、ちゃんと基本に乗っ取ったカルボニック醸造で作られた可愛らしい澄んだ葡萄本来の香りが見え隠れします。

味わいは全体的に綺麗でかつ、素朴なニュアンス。辛口に言えばまだまだ垢抜けません。素直と言えば素直、一生懸命軽やかに表現したいのですが、しっかりとした味わいに出来上がっております。面白いのですが飲めば飲むほどコクを感じます。ナチュラルワインとしての方向性はちゃんと間違っていないし、飲み飽きない正統派。初年度のワインではまずますのスタートです。2014年のジュースはしっかり現地で飲んでおり、フレッシュなミネラルから来る酸味を残しているので、明らかに質は向上しております。
来年の3年目で彼の醸造家としての方向性がしっかり見定めることが出来るでしょう。
そういう意味でとても楽しみの出来上がりのビンテージです。瓶詰めしてまだキュウキュウの状態ですが、Thierryの優しさを感じるキュートなワインであります。
天然アルコール度数14.05%。初年度生産量たった1600本、その中で日本に300本頂きました。

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