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VdF クヴェヴリ・ブラン・ソーヴィニヨン 2018 / ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
( Qvevri Blanc Sauvignon / Le Clos du Tue Boeuf ) 4246

¥5,478 税込
商品コード: nomal
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フランス、ロワール、シュヴェルニー
品種: ソーヴィニヨンブラン
白ワイン(マセラシオン)
樹齢: 7年~52年
土壌: 石灰質・粘土質
マセラシオン: アンフォラ8 hL プレス後のブドウ滓30%を10ヶ月浸漬
醗酵: 自然酵母で3ヶ月
熟成: アンフォラ8hLで10ヶ月
アルコール: 14.77%

2018年はブドウが早熟の年。今回敢えていつもよりもブドウを完熟させてから収穫したため、ブドウの潜在アルコール度数は15%近くまで上がった。グヴェヴリでの醸造を5年行った経験から、やはりクヴェヴリはブドウに酸を残すよりも、ジョージアのように土器の熟成にある程度耐え得るようなポテンシャルがブドウにあった方が良いと悟ったティエリ。2018年は太陽に恵まれた年でもあり、ブドウの完熟にこだわった。醸造は前年同様にプレスしたジュースに 30%ブドウ滓を入れフュージョンのように仕込んでいる。出来上がったワインはハービーで、薬草を漬け込んだリキュールのようなボリュームと心地よい苦みがあり、まるでマセラシオン100%で仕込んだような適度な色合いとはっきりとしたストラクチャーがある。ティエリ曰く、まだワイン自体が若いので理想はあと数年寝かせてから飲んでほしいとのこと。今飲むのであればハーブの効いた豚肉料理、もしくは中華調理などとも相性が良さそうだ。

洋ナシ、びわ、グミ、梨のコンポート、ボタン、タイム、コアントロー、ユーカリ の香り。ワインはピュアかつフルーティーで透明感のあるエキスにボリュームがあり、鉱物的な滋味深いミネラルと重心の低い酸、ハーブのような苦みが骨格を形成する。

収穫日は9月6日。収量はミルデューの猛威により15hL/haだった!
残糖1g/L以下の辛口!
ワイン名のQvevri はジョージア語でアンフォラ(Kvevri)の意味!ジョージアのアンフォラでプレス後のブドウ滓30%を10ヶ月スキンコンタクト。
買いブドウはマレイユ・シュル・シェールのブドウ生産者ヴァレ リー・フォールから。
SO2無添加。ノンフィルター。

ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
Le Clos du Tue Boeuf


ロワール地方のブロワ市から南に10km ほど南下した場所に、「 クロ・デュ・テュエ・ブッフ」、ティエリ・ピュズラのドメーヌがある。
彼がネゴシアンで買うブドウは、西はヴヴレーから南はシェール川を越えたテニエール、アンジェ村までの半径50km 範囲内に構える優良ドメーヌから仕入れ、各畑ごとに独立したキュヴェを作り上げる。
ネゴシアン畑の大部分は緩やかな起伏のある丘に点在し、気候はそれぞれのミクロクリマが存在するが、主にロワール川とシェール川の影響を受ける。
一年中穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては川と地上の温暖差で朝夕はしばしば深い霧に覆われる。

テュ=ブッフは、トゥールから40km北東、ブロワに近いレ・モンティ村にある。
ブロワ伯爵の領地であったこの村にはクロ(壁で囲まれた土地)があり、テュ=ブッフと呼ばれる畑はそのクロの中にあった。
中世に3世紀にわたりシャティヨン家の領地となり、続いてフランス王となるオルレアン家の王子と、ブドウ畑は伯爵家の領地として治められ、ここで生まれるワインは当時から高く評価されてきた。
シャルル・ドルレアンは100年戦争で財政難に陥ったため領地を手放したが、モンティのクロにある畑は残したと資料に残っている。
このことはこの畑がどれほど優れたクリュとして扱われていたかを物語っている。
16世紀には国の管理となるが、フランソワ1世と王女クロードは、特に入念に手をかけてこの畑を管理し、ル・クロ・デュ・テュ=ブッフはアンリ3世の統治の記録にその名が残っている。
ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家で、現在のクロ・デュ・テュ=ブッフの所有者であり、ジャン=マリーとティエリーのピュズラ兄弟がワインを造る。
彼らは、個性が明確にあらわれるワインを造るには、風土の特徴を大切にしなければならないと考えている。
そのため栽培は昔からの伝統的な方法で行われる。
この地方では10月になると雨が多いため、熟した健康なブドウだけを厳選するトリエの作業が欠かせない。
収量は大変低く、たいてい補糖はおこなわれない。発酵は酵母を加えずに、自然にゆっくり時間をかけておこなわれる。
この地方では、フィロキセラ禍の前にはピノ・ノワールやシャルドネが多く栽培されていたので、ピュズラは当然のようにピノ・ノワール、シャルドネを栽培している。

栽培:ビオロジック、2007年にビオ認証取得(カリテ・フランス)
栽培品種:シュナン・ブラン、ムニュ・ピノ、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニョン・グリ、コ、ガメ、ピノ・ノワール
畑: 全体として、ブロワ一帯の泥灰土まじりの石灰質で、シレックスを多く含む。南西向き斜面。
自社畑面積:16.5ha 
AOC 「シュヴェルニー」10ha (レ・モンティス村)
AOC 「トゥーレーヌ」 6.5ha(1994年から追加) (モントゥ・シュル・ビエーヴル村)
年間平均生産量:80000本

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