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VdFブラン・ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2015/アレクサンドル・ジュヴォー
(BlancLaVigneduClou/AlexandreJouveaux)

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フランス、ブルゴーニュ
品種: シャルドネ 白ワイン
アルコール度: 14%

淡い麦藁色。これまでのヴィンテージは石をかじったかのような、火打ち石や鉱物的なニュアンスを強く感じるスタイルでしたが、この2015年は抜栓直後から果実味が豊かに広がる印象を受けます。勿論、テロワール由来の火打石のようなニュアンスは持ち合わせておりますが、それ以上にりんごや淡いパイナップル、柑橘などの果実の風味やそれに伴う甘みがあり、しっかりとした味わいが心地よく膨らみます。豊かな果実味に加え、文旦、グレープフルーツなど黄色い果皮の柑橘を想わせる酸がバランス良く感じられ、海のような旨味がその酸と共にジュワっと溢れるように引き出されます。
開いてくると果実味は益々豊かになり、深みや旨味も増していきます。酸はどんどんワイン中に溶け込み柔らかくなり、膨らむ果実を支えてくれます。
岩と岩の隙間から太陽に向かって一本の植物が力強く伸びるような想像を掻き立てるようなワインです。
アレクサンドル・ジュヴォー
Alexandre Jouveaux


ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。
自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。

4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。
大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。
その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。
このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。栽培面積は3Ha。

収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。
醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。
ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。
ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。
そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。

「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」と彼は言います。

奥さんのマリーズ・シャトランさんが立ち上げたドメーヌ・デ・フォーヴェットは2015年が初ヴィンテージ。
彼女が初めて手がけたもので、「ドゥ・ローブ・ア・ローブ」新しい人生の幕開け、夜明けの畑や一日の始まりなど、明るい未来が開けるような意味合いで名付けられました。

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