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サンセール・ブラン・サウレタス 2012 / セバスチャン・リフォー・ヴィニフィエ・パ・ジュンコ・アライ
( Sancerre Blanc Sauletas / Sebastien Riffault Vinifie par Junko Arai )

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呼称:AOCサンセール 
品種:ソーヴィニヨンブラン100% 
面積:1ha    
標高:250~350m  
畑の向き:南東と南
土壌:泥灰白亜石灰岩(キンメリジャン)    
平均樹齢:50年  
収穫:手摘み
収量:15hl/ha      
酵母:自生酵母
醸造:プレス後すぐにロワールの樽職人ブランシャール氏の500L の新樽に移し発酵(マロラクティック発酵あり)。
そのまま24ヶ月シュールリー熟成。ポンプを使わず重力によるボトリング。無濾過・無清澄 
(発酵~熟成までトータル2年間)
SO2:無添加  トータル8mg/L   
天然アルコール度数:14.77%

リトア二ア語で太陽の下という意味、泥灰白亜石灰岩質(キンメリジャン)の畑。
このワインだけは500Lのブランシャール氏の新樽で発酵・熟成させました。その為か弱冠ガスが残っております。
3つの中で一番セバスチャンと私の方法の差がでたのは、この畑です。
彼のサウレタスは熟成した黄桃、アプリコット、オレンジママレード、杏ジャム、チョコレートすらも思わせるスタイルですが、私の方法だと、BOIS LUCASのソーヴィ二ヨンブランらしいシャープさが見え隠れします。
一見華やかですが、口に含むとその味わいは非常に複雑で、口の中で香りがどんどん複雑に重なります。
味わいよりも香りで酔いそう、エキスがたっぷり詰まったワインです。
酸が非常に強いのですが、其れ以上ボリュームが覆いかぶさって、飲み飽きません。
いつ飲み頃に成るのだろうか。 非常に将来性の高い、人間よりも長生き何では 、と考えてしまう1本です。

セバスチャン・リフォーのワインと御縁が合ってから、翌年彼の醸造所に訪問した時に言いました。「私もこの3つの最高の畑で醸造してみたい」と・・・。「えッ ?」セバスチャンは意味が解らないようでした。「実は2011年が最後の私の畑のソーヴィニヨンブランの醸造でその畑は売ってしまうのです。だから2012年からはここで作りたいと・・・」私は自分の畑をコーとピノノワールとシャルドネの自分で植樹した3つの品種に絞った為、残念ながらソーヴィニヨンブランを手放す事にしたのです。1年は365日しかないので、時間配分の関係でした。でも最も好きなソーヴィニヨンブランをトゥーレーヌより格上の、それも馬で耕しているセバスチャンの葡萄で仕込めたら幸せだろうな?って思い、それをポロッと口にしたら「いいよ・・・」と。  本当だろうか ? そこからこのプロジェクトがスタートしました。
セバスチャンの醸造方法は、基本は全て一緒です。収穫後葡萄を絞り、大きなタンクで1年発酵させ、もう1年古樽で熟成させると・・・しかし私がボワ・ルカで行ってきた醸造方法は違います。プレス後直ぐに樽で発酵・熟成させるのです。私にとって完全還元化のタンクでゆっくり発酵させるより、木の目の詰まっていない新樽で柔らかい還元化で、自然なスピードで発酵させる方が好きだからです。
どっちが良いか、それぞれの考え方があります。その私の方法で、セバスチャンの葡萄で2012年から仕込んだサンセール。醸造方法の関係でセバスチャンより早いリリースになりますが、是非とも2人の醸造の違いをお試し下さい。

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