ボノームが仕込む初のアンフォラワイン。Tinajaと呼ばれるスペイン産のアンフォラを使用。2016年は霜で大きな減収に見舞われたテゼのブドウを使い、スキンコンタクトはせず、プレスしたジュースを直接アンフォラに入れ2年間発酵熟成させた。
香りはパッションフルーツやジャスミンティーの華やかさがあり、ワイン自体に落ち着きがあり優しい口当たりだが、噛めば噛むほど後からジワジワっと複雑な旨味が増してくるクセになりそうな味わいだ。ちなみに、ワイン名Amphore
en Futは「樽熟じゃないよ!」という意味でエチケットの樽に×が付いているが、さらに深堀すると、Amphoreの頭文字Amの韻を踏んでいる
Enは、発音的に否定の意味のIn、Imと同じこともあり、「In(Im)fut(樽じゃないよ)」というメタファーも隠されている。